現代エンジニアリングは、ドイツ国際デザイン公募展「iFデザインアワード2023」オフィス部門で本賞を受賞したと19日、明らかにした。
現代エンジニアリングは「持続可能なマルチスペース(Sustainable Multi-Purpose Space)」デザインを適用した本社大講堂施設を出品した。 持続可能なマルチスペースは、「空間の柔軟性」と「エコ」をコンセプトにした空間デザインだ。
このデザインには「空間の柔軟性」を高めるため、移動·折りたたみ座席とムービングウォール(Moving Walls)が適用された。 状況に合わせて座席を移して配置することができ、背もたれ部分を折ってベンチまたはテーブルなどの用途で活用できる。 側壁に隠されたムービングウォールを通じて大講堂を2つの空間に分離して使用することもできる。
また、リサイクル可能な素材を使用するなど「エコ」を考慮して空間をデザインした。 座席には捨てられた布をリサイクルした織物を適用し、前面と後面の壁はペットボトルをリサイクルした再生繊維を使用して製作した。 両側の側壁は100%リサイクルが可能な発泡アルミニウムパネルを活用して作られた。
現代エンジニアリング・建築デザイン室関係者は“受賞作に選定された現代エンジニアリング本社大講堂は自由で柔軟な雰囲気を備え、役職員の疎通など各種行事のために活用されている”とし、“今後も自由な空間活用やエコなど時代的ニーズを反映した多様な空間デザインを開発し、現代エンジニアリングが建設するオフィスまたは住居施設などに積極的に適用していく”と述べた。
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