韓国の新形コロナ危機段階、「深刻→警戒」下方修正に関心…早ければ4月末ごろ議論

[写真=連合ニュース]


早ければ4月末または5月初めに新型コロナウイルス感染症の危機段階を下方修正する案が議論される見通しだ。感染者の隔離義務など残りの防疫措置に関しては、今月中に転換方向と時点が発表される。

新型コロナウイルス(コロナ19)中央災難安全対策本部は3日、疾病管理庁からこのような内容の「コロナ19危機段階調整など今後の推進方案」の報告を受けて議論したと明らかにした。

中央災難安全対策本部のチョ・ギュホン第1次長(保健福祉部長官)はこの日午前、政府ソウル庁舎で中央災難安全対策本部会議を主宰し「感染症等級調整、7日隔離義務転換、マスク着用全面解除など残っている防疫規制に対する議論を始める」と述べた。

政府はまずコロナ19の危機段階を現在の「深刻」段階から「警戒」段階に調整する議論を始める。2020年2月から「深刻」水準に維持してきた危機段階を下方修正することだ。

防疫当局は4月末から5月初めの間に予想される世界保健機関(WHO)緊急委員会でコロナ非常事態の解除可否を見守った後、危機評価会議を招集して段階下方を議論する計画だ。

危機段階が「警戒」に下方修正されれば、現在国務総理が本部長である中央災難安全対策本部が解体される。中央事故収拾本部(福祉部)災害危機総括体系に転換され、汎省庁対応水準が一部緩和される。

検査、隔離義務、治療剤支援、感染者財政支援など防疫措置別転換計画は段階的施行を準備する。関係省庁の議論と専門家諮問などを経て、今月中に転換方向と施行時点など細部内容を確定する計画だ。

現在残っている主な防疫措置は、感染者7日の隔離と公共交通機関、医療機関など一部の室内空間でのマスク着用義務などだ。
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