住宅取引が減り、7月の韓国国内の人口移動者数が46万人にとどまり、同月基準で49年ぶりに最低を記録した。
統計庁が24日に発表した「2022年7月の国内人口移動」資料によると、先月の国内移動者数は46万人で、1年前より18万3000人(18.3%)減少した。
7月基準で44万8000人を記録した1973年以来49年ぶりの最高値だ。移動者数は昨年1月から19ヵ月連続で減り、減少傾向を続けた。
人口100人当たりの移動者数である人口移動率は先月に入って10.6%となり、1年前より2.4%ポイント(p)下落した。
人口移動が減ったのは住宅売買の減少と高齢化のためだと統計庁は分析した。5~6月の住宅売買量は昨年同期比27.5%(6万5000件)減少した。
先月、仁川(3628人)と京畿道(2228人)、忠清南道(1252人)の7市道は純流入が行われた。一方、ソウル(-1576人)と釜山(-1544人)、慶尚南道(-1268人)など10の市・道は人口流出が多かった。
純移動率で見れば世宗(1.7%)・仁川(1.5%)・済州(0.9%)は純流入が、蔚山(-0.9%)、釜山(-0.5%)、全羅北道(-0.5%)などは純流出を記録した。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。