コロナ再拡散に空港検疫・観光地の防疫強化

[写真=聯合ニュース(14日午後、仁川国際空港の到着ロビー)]


新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の再拡散傾向が続いている中、韓国政府が空港及び観光地検疫管理を強化する。コロナパンデミック後、初めて社会的距離の確保(ソーシャルディスタンス)のない夏休みシーズンを迎えるだけに、先制対応に乗り出すという方針だ。

中央災難安全対策本部のイ・サンミン第2次長(行政安全部長官)は15日、政府ソウル庁舎で中央災難安全対策本部会議を主宰し、「国際線の正常化と休暇シーズンによって旅行需要が急増すると予想し、防疫人材支援を通じた安心観光環境を整える」と述べた。

中央災難安全対策本部によると、最近1週間(7月9~15日)の一日平均新規感染者数は2万9865人であり、前週(7月2~8日)より約2倍増加した。
 
全国の主要観光地には2500人の防疫管理要員を配置して個人防疫規則を案内し、室内消毒と換気もするようにする。

イ長官は「海外旅行客は個人の健康管理に留意し、入国後のPCR検査も欠かさず受けてほしい」と呼びかけた。

政府はこれまで60代以上や療養病院・施設、精神健康増進施設入所者など感染脆弱施設入所者、免疫低下者に実施していた4回目のワクチン接種の対象に50代と18歳以上の基礎疾患者、障害者・ホームレス施設入所者を追加することにした。

彼らに対する4次接種は今月18日から事前予約が始まり、予約者に対する接種は8月1日から施行される。

感染脆弱施設は訪問接種チームを通じた接種が行われ、残りのワクチン、予備名簿を活用した当日接種も7月18日からできる。

4回目の接種が到来した50代には案内メールが発送され、ワクチンは事前予約時にモデルナ、ファイザー、ノババックスワクチンの中から選択できる。
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