[コロナ19]「ステルスオミクロン」よりも拡散が早い変異株、韓国内で初発見

[写真=聯合ニュース]


「ステルスオミクロン」と呼ばれるBA.2より拡散速度が20%以上速いとされるオミクロンの細部系統変異株「BA.2.12.1」が韓国で初めて発見された。

中央防疫対策本部は3日のブリーフィングで、オミクロン変異株の「BA.2.12.1」1件が海外流入事例として国内で初めて確認されたと明らかにした。

イ・サンウォン防大本疫学調査分析団長は、「BA.2.12.1変異が流行状況にある程度影響を及ぼしかねないが、それでも現在の減少傾向は当分続くだろう」と予想した。さらに防疫当局は、「新たな変異株が重症度に影響を及ぼす証拠は確認されていない」と付け加えた。

変異株に感染した患者は50代の女性で、先月16日に米国から入国し、同月17日に確認された。この感染者は3回目の接種を完了していた。現在まで臨床的に特異な状況は現れていない。

米国で拡散中の「BA.2.12.1」はBA.2から再分類された細部系統の変異株である。

BA.2は従来のオミクロンより伝播力が30%高いと分析される。BA.2.12.1はBA.2よりも23~27%早い検出増加速度を示すと推定される。
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