サムスンSDI、今年1四半期の営業利益3223億ウォン…前年同期比142%↑

[サムスンSDI、今年1四半期の営業利益3223億ウォン…前年同期比142%↑]


 
サムスンSDIが今年1四半期にすべての事業で実績改善を成し遂げ、初めて四半期の売上4兆ウォンの大台を踏んだ。営業利益も歴代1四半期のうち、最大値を記録した。
 
サムスンSDIは今年1四半期の売上高4兆494億ウォン、営業利益3223億ウォンを記録したと28日、公示した。これは前年同期比それぞれ36.7%、142.0%増えた数値だ。
 
今回の好結果はエネルギー・その他の部門と電子材料部門がバランスの取れた量的・質的成長に成功したためと解釈される。
 
エネルギー・その他の部門は3兆3190億ウォンの売上と1650億ウォンの営業利益を収めた。前年同期比それぞれ39.0%、251.8%拡大された規模だ。
 
原材料価格の高騰にも、販売価格連動などを通じ、影響を最小化したのが特に功を奏した。
 
自動車電池は高付加製品の「Gen.5製品を中心に売上を拡大し、中大型電池も売上と収益性ともに改善された。
 
エネルギー貯蔵装置(ESS)事業は、オフシーズンの影響で売り上げが減少したが、やはり家庭用と無停電電源装置(UPS)など高付加製品の販売比重を拡大した。
 
電子材料部門は7304憶ウォンの売上と1573憶ウォンの営業利益を上げた。 これは昨年同期と比べ、それぞれ26.8%、82.3%増えた数値だ。
 
高付加偏光フィルム製品中心の売上成長を遂げ、プレミアム製品の拡大を通じ、収益性も増加した。
 
サムスンSDIは今年2四半期、中大型・小型電池を中心に、売上拡大に拍車を加える方針だ。自動車電池の場合、次世代プラットフォームであるGen.6製品の受注に本格的に乗り出す。ESSは米州電力用プロジェクトを中心に供給が拡大され、反騰に成功するものと見られる。
 
特に、円形の電池は電動工具、電気車、マイクロモビリティなどの需要が増加し、事業の量的成長が実現するものとみられる。サムスンSDIは増加する原型電池の需要に対応するため、国内・海外拠点で生産能力を拡大している。
 
電子材料事業でも有機発光ダイオード(OLED)と半導体素材を中心に、販売拡大を図る。
 
一方、サムスンSDIは持続可能経営を強化するため、四半期ごとに活動内容を外部と共有することにした。
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