半導体需給難に自動車生産・販売減少にもエコカーは↑

[写真=Gettyimagesbank]


グローバル半導体の需給難に中国製部品の支障まで重なり、先月の韓国国内自動車の生産・内需·輸出ともに減少した。しかし、エコカーの販売は増えた。

産業通商資源部が15日発表した「3月の自動車産業動向(暫定)」によると、先月の国内自動車生産量は前年同月比9.5%減の30万2161台だ。

このうち内需と輸出台数はそれぞれ19.1%と7.7%ずつ減少した。輸出額は9.7%減の39億7000万ドルだ。

生産量の減少は、車両用半導体の需給難が続き、中国部品の供給に支障を来たしたためだ。最近、中国にはコロナ感染者が急騰した影響でワイヤリングハーネスなど現地生産工場の一部が稼動を停止した。

ただハイブリッド・電気自動車(EV)などエコカー生産は躍進している。エコカーの内需比重は前年同期比7.5%増加し、販売台数は26.9%上昇した。

同期間の自動車輸出台数は7.7%減の17万9630台となり、2021年10月以降5カ月ぶりに台数・金額ともに減少に転じた。産業部は「車両用半導体と中国部品の供給難などによる生産物量が減少し、ロシア行きの船積みの保留などが輸出減少に影響を及ぼした」と分析した。

燃料別では、エコカーの割合が23.6%に拡大した。輸出台数は45.5%増加した4万1320台の金額は43.1%増加した11億7000万ドルで、過去3月の実績の中で最高を記録した。産業部は「海外市場で好評を受けたEVをはじめ、大半の車種が堅調な輸出好調を見せてエコカーの輸出を牽引した」と説明した。

国内でもエコカーは月間最多販売台数・比重を記録した。昨年発売されたスポーテージ、アイオニック5などの販売好調で、3月のエコカー内需販売台数は全体販売台数のうち28%の3万8784台だ。これは前年同月比26.8%増加した数値だ。

自動車部品の輸出は、車両用半導体の需給難の持続と武力衝突による現地工場の稼動停止などにもかかわらず、エコカーの需要増加に伴い、前年同月水準の21億7700万ドルと集計された。
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