LGディスプレイが世界最大の技術展示会「CES 2022」を通じ、透明有機発光ダイオード(OLED)を活用した多様なライフスタイルを提示する。
LGディスプレイは来月開催されるCES 2022で、オンライン展示館を構築し、透明OLEDソリューションを大量に公開すると27日、明らかにした。
ショッピングモールの売り場の外部に設置できる「透明ショーウィンドウ」、透明OLEDと陳列台を結合した「透明ショーケース」、事務室の窓に適用してテレビ会議などが可能な「透明スマートウインドウ」、インテリア用ホームスクリーンコンセプトである「透明Shelf」などがCES 2022を通じて披露する予定だ。
透明OLEDはガラスを代替できるほど透明度が高いながらも、薄く軽いて様々な産業分野で活用度が高いものと期待されるディスプレイだ。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)によると、全世界の透明OLED市場規模は2022年、約1000億ウォン水準になるものと予想される。以後、年平均116%の成長率を見せ、2025年3兆ウォン、2030年12兆ウォンの水準に成長するだろうという観測だ。
LGディスプレイは2019年、透明度40%の55インチ透明OLEDを商用化し、ショッピングモール、博物館、地下鉄などに供給している。
現在、全世界で唯一、大型透明OLEDを供給するLGディスプレイはCES 2022を通じ、透明OLEDだけが具現できる日常生活空間の未来像を提示し、関連生態系の拡大に努めるという戦略だ。
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