![[写真=LGディスプレイ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/22/20250922160507303435.jpg)
LGディスプレイは坡州(パジュ)・亀尾(クミ)事業場を対象に、応用安全科学(Applied Safety Science)分野の国際公認機関である「ULソリューションズ」から「廃棄物埋立ゼロ(ZWTL、Zero Wasteto Landfill)」認証プラチナ等級を獲得した。
「廃棄物埋立ゼロ」認証は企業の資源循環努力を評価する国際標準である。 ULソリューションズが事業場で発生した廃棄物を焼却・埋立せずにリサイクルした比率を検証し、シルバー(90~94%)、ゴールド(95~99%)、プラチナ(100%)等級を付与する。
坡州事業場は昨年初めてプラチナ等級を獲得したのに続き、今年更新に成功し、亀尾事業場も廃棄物リサイクル率を大幅に引き上げた。 これでLGディスプレイの国内全事業場がプラチナ等級を備えることになった。
LGディスプレイは焼却・埋め立てられていた廃棄物がリサイクルされるように製品設計、製造から処理段階に至るまで全社レベルの資源循環課題を発掘し推進している。
代表的にディスプレイの生産過程で発生する廃ガラスと廃合性樹脂は、協力会社とともに処理工程を改善し、プラスチックやビニールなどの原料としてリサイクルする共同特許を確保した。 これにより、埋立量ゼロ化(0%)に成功した。 また、廃棄物発生から処理まで全過程をリアルタイムモニタリングできるシステムも独自に開発し運営する。
さらに、LGディスプレイは廃棄物の発生を根本的に減らすため、エコ製品の開発、工程改善などの努力を続け、目につく成果も上げている。 2024年、LGディスプレイの国内全事業場で発生した廃棄物は約9.6万トンで、2022年(約12.8万トン)比25%以上減少した。
LGディスプレイは今年末までに海外すべての生産法人に対して「廃棄物埋立ゼロ」認証を取得し、2030年までに国内外の全事業場でプラチナ等級を獲得するという計画だ。
一方、LGディスプレイは閉合性樹脂類に対して「循環資源品質認証」も追加で獲得し、資源循環実践努力を認められている。
「循環資源品質認証」は環境省傘下の韓国環境産業技術院で有害物質と異物が含まれない廃棄物に付与する認証だ。 この認証を受けた物質は廃棄物ではなく、資源として認められる。 LGディスプレイはこれを通じて年間約600トンの廃棄物を削減する効果を上げた。
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