韓国観光公社が世界ゲーム市場で5位のシェアを占める「K-ゲーム」を観光に拡大するための努力を注ぐ。
観光公社は12月7日、パールアビスと京畿道(キョンギド)安養(アニャン)所在のパールアビス本社で、「ゲーム韓流の拡散および韓流観光の活性化に向けた業務協約」を締結した。公社は、パールアビスが開発中のゲーム「トッケビ(DokeV)」を活用し、多彩な韓流観光広報マーケティングを展開する計画だ。
「トッケビ」は家族みんなのためのトッケビ収集オープンワールドアクションアドベンチャー分野のゲームで、韓国のトッケビ説話を基に制作された。韓国の名所や韓屋、伝統遊びなど様々な韓国的要素が盛り込まれたこのゲームは、8月のゲームトレーラー映像の公開直後、大きな反響を呼んだ。
公社は韓国観光広報のための新しいプラットフォームとしてK-ゲームの役割に注目し、今回の協約を推進した。
観光公社のパク・キョンスク韓流観光チーム長は「K-ゲームは世界ゲーム市場シェア5位を占めている」とし「今後ゲームを活用した潜在的な訪韓需要創出のためにグローバルユーザー対象の広報マーケティングを推進していく」と述べた。
パールアビスのキム・ギョンマンCBOは「トッケビは次世代ゲームエンジンで具現した良質のグラフィックと高いレベルのメタバース世界を経験できるよう開発している」とし、韓国観光公社とともにゲーム韓流の拡散と観光活性化のため多様な協業を推進していく」と覚悟を示した。
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