LG電子がグローバル人材と共に、独自のスマートTVプラットフォーム「ウェブ(web)OS」コンテンツ競争力を拡大する。
LG電子は最近、北米イノベーションセンターのホームページを通じ、ウェブOSに搭載するゲームや人工知能(AI)活用コンテンツを募集するグローバルハッカソンを開催すると9日、明らかにした。
今回のハッカソンは、ウェブOSのコンテンツ競争力を高め、TVプラットフォーム事業を拡大する開放型革新活動の一環だ。 LG電子はTV事業の指向点を「メディア&エンターテインメントプラットフォーム企業」とし、今年、ウェブOSプラットフォーム事業を兆単位売上規模に育成すると明らかにしたことがある。
今回のハッカソンで、ウェブOSプラットフォーム内のコンテンツがさらに豊かになるものと期待される。 現在、ウェブOSには△エンターテインメント △ホームフィットネス △教育 △遠隔医療など多様な分野の約3500つ余りのアプリコンテンツが搭載されている。 特に、グローバル基準のウェブOSで楽しめるゲームは500つ余りのゲームアプリとGeForce Now、アマゾンルナなどクラウドゲームサービス内のゲームを合わせて3000つ余りに達する。
また、AIに基づいたウェブOSのオーダーメード型顧客経験もさらに拡大する見通しだ。 今年、ウェブOSはAIでユーザーの声を認識、該当アカウントで簡単にログインして設定した画質モードとホーム画面を提供する機能と、TV使用中に不便を感じる場合、リモコンに症状を言えば、AIがTV状態を診断し解決策を提示する「AIチャットボット」機能などを搭載した。
ハッカソンへの参加を希望するグローバル開発者らは、26日までに専用ウェブページに志願書を提出すればよい。 評価を経て選ばれた受賞者には賞金と、ウェブOSを搭載した2億台以上のスマートTVを対象に開発したコンテンツを事業化する機会が与えられる。 コンテンツ開発の過程でLG電子の専門家から技術支援も受ける。
一方、LG電子はウェブOSゲームコンテンツの強化に向け、国内外の大学との産学協力も続ける。
最近は成均館大学校とウェブOSゲーム開発関連業務協約を締結した。
成均館(ソンギュングァン)大学ゲームセンター所属の学生たちは、ニューヨーク大学ゲームセンターと来年5月までウェブOSゲーム3種を一緒に開発する。 LG電子はこの過程でウェブOS開発ツールを提供し、企画案などを検討してフィードバックするなど学生たちと積極的に協力する。
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