現代(ヒョンデ)グロービスが高速成長している冷蔵・冷凍物流輸送体系「コールドチェーン(Cold Chain)」に国内初めて電気トラックを投入する。
高い水準の技術力が要求される「電気トラックを活用したコールドチェーン運営」で、業界に差別化されたサービスを提供するという方針だ。 国内のコールドチェーンやエコ配送市場の底辺拡大が期待される。
現代グロービスはオンラインショッピングモール「SSG・ドット・コム」の新鮮商品配送車両に、1t電気トラック1台をテスト投入したと26日、明らかにした。
両社は昨年10月、エコ配送パラダイムの転換に共感を形成し、電気トラック配送網を構築することにする了解覚書(MOU)を結んだことがある。
協約によって、まず3ヵ月間、ソウル及び首都圏地域を対象にテスト運行を実施した後、冷蔵ㆍ冷凍電気トラックの配送遂行能力を点検及び補完する予定だ。 これに基づき、来年から漸進的に電気トラックの運営を拡大する。
今回使用される電気トラックは1時間の急速充電で、約150km走行が可能である。 車体や冷蔵ㆍ冷蔵室の電気バッテリーを分離し、走行効率を高め、貨物室の安定性を確保した。
また、鮮度が重要な冷蔵ㆍ冷凍製品を配送するだけに、断熱性能が高い設備を搭載した。 温度をリアルタイムチェックし、適正温度を自動的に調整するモニタリング装置も設置した。
電気トラックの運営が拡大されれば、軽油トラックの使用で発生する窒素酸化物、ほこりなど環境阻害物質が効果的に減る見通しだ。
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