
[写真=聯合ニュース(4日午後、故李健煕サムスングループ会長の葬儀場を訪れた取材記者1人が新型コロナに感染したことが確認された)]
故李健煕(イ・ゴンヒ)サムスングループ会長の葬儀場を訪れた取材記者1人が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の感染判定を受けた。
中央防疫対策本部は4日、李会長の遺体安置所が設けられていたサムスンソウル病院の葬儀場を訪れた取材記者1人が、今月2日にコロナ19の陽性判定を受けたと明らかにした。該当確定者は葬儀場を訪れた翌日の先月27日、症状が初めて現れた。
防対本は、感染者の症状発現2日前の10月25日から伝播の可能性があったと判断し、26日に一緒に食事をした同僚3人を密接接触者として分類した。彼ら3人のうち、追加感染者は出ていない。しかし、症状が現れた10月27日、感染者と一緒に食事した人のうち2人が陽性判定を受けた。
これに対して防対本は、「10月26日に葬儀場訪問者は検査要望」という案内メッセージを発送した。葬儀場を訪れた人のうち、まだ感染者が出てはいないが、不特定多数がコロナ19に露出された可能性があると判断したためだ。
当時、該当葬儀場には1000人以上が訪れていたことが確認された。
一方、この日に韓国のコロナ19新規感染者は118人が発生し、累計感染者は計2万6925人となった。
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