![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/05/09/20250509135443847428.jpg)
サムスン電子が人工知能(AI)基盤の業務生産性向上のため、デバイス経験(DX)部門に「AI生産性革新グループ」を新設するなど組織改編を断行した。
8日、業界によると、サムスン電子は同日午前、社内掲示板にAI生産性革新専担組織の新設を骨子とする組織再編を公示した。 役職員のAI活用力量を引き上げ、業務生産性を向上させようという趣旨と解釈される。
まず、経営革新センター傘下に「AI生産性革新グループ」を新設する。 AI生産性革新グループは全社AIインフラ・システム構築とAI活用実行支援、優秀事例拡散など、全社AI生産性革新をリーディングするコントロールタワーの役割を引き受ける。 グループ長は常務級のAI専担役員が引き受ける予定だ。
DX部門内の各事業部には「AI生産性革新事務局」も新設する。 事務局は各事業の特性に最適化されたオーダーメード型AI革新課題を発掘し、実行する計画だ。 AIを活用した問題解決と成果創出まで全過程を主導していく予定だ。
「AIクルー(Crew)制度」も導入する。 300人規模で運営されるAIクルーは社内「AIブーム」造成と共に、現場のAI課題発掘と実行を主導する尖兵の役割を遂行する予定だ。 すでに事業部別にAIクルーの募集に乗り出したという。 サムスン電子はAIクルーにAI専門教育を支援し、力量向上と成長の機会を提供する方針だ。
役職員のためのAI教育システムも高度化する。 AI基本教育の他にも深化過程を通じて役職員が直接AIサービスを開発し、これを通じて業務革新と製品・サービス競争力強化に寄与できるよう支援する計画だ。
サムスン電子関係者は“AI基盤のビジネス革新と業務生産性向上を通じ、「AIドリブンカンパニー(AI Driven Company)」転換に速度を上げる”と述べた。
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