韓国から出国した人、2000年以来「最大」・・・中国人は4.3万人が出国

[写真=聯合ニュース(冬休みが終わって学校に戻る中国の留学生たち)]


韓国を離れ海外で90日以上滞在した出国者が2000年以降最高値を記録した。冬休み期間中に出国した留学生らが新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態で戻れず、12月の外国人出国者数が急増した。また、中国人出国者も過去最高を記録した。

統計庁が16日に発表した「2019年国際人口移動統計」によると、昨年の国際移動者(滞在期間が90日を超過した入国者と出国者)は146万7000人で、前年比1万3000人(-0.9%)減少した。

韓国に入国し、滞在期間が90日を超えた「入国者」は74万9000人、海外に出て滞在期間が90日を超過した「出国者」は71万7000人だった。出国者は2000年以後、最大を記録した。

内国人(韓国人)入国者は31万1000人、出国者は29万2000人だった。韓国人の入出国は前年比それぞれ1万2000人(-3.7%)、5000人(-1.7%)減少した。

外国人の入国は43万8000人で前年比5万7000人減少し、出国は42万6000人で6万人増加した。外国人入国の減少は、2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の逆基底効果と見られる。

これにより、国際純移動は3万2000人の純流入で、前年比純流入が12万4000人減少した。

国籍別では、中国とタイの入国は減少した反面、ウズベキスタンとベトナムの入国は増加した。純流入はベトナム(2万6000人)、タイ(900人)、米国(6000人)の順だった。中国国籍の出国者は昨年18万人で、2000年以降最高値を記録した。中国人は2018年には1万9000人が純流入されたが、昨年は4万3000人の純流出に転換した。

外国人入国者の滞在資格別構成比は、短期(34.5%)、就職(26%)、留学・一般研修(14.9%)の順だった。前年比としては短期(-4万4000人、22.7%)、就業(-1万2000人、-9.5%)で、入国した外国人が減った。

キム・ジン統計庁人口動向課長は「2018年には平昌冬季五輪の時、短期ビザで入国した外国人が多かった」とし「2019年には平昌効果が減少し、外国人不法滞在者の取り締まりで出国が増加し、純流入が減少した」と説明した。

外国人の国籍別入国者のうち、年齢別には中国が42.5歳で最も高く、インドネシアが26.6歳と低かった。入国者の性比はインドネシアが632.2人で男性入国者が圧倒的だったが、タイ(61.7人)、米国(82.1人)は女性が多かった。

月別外国人出国者統計では、コロナ19の影響が大きかった。12月の外国人出国者は前年度の4万2000人に比べて急増した7万人と集計された。これは冬休みを迎えて出国した外国人留学生が再入国できなかったためと分析される。海外に出ても、90日以内に再入国すれば出国者に分類されない。

キム・ジン課長は「12月の出国者は主に留学生だ」とし「休みが終わったにもかかわらず、コロナ19が拡大して2、3月に帰国できなかったため出国者に分類され、12月の出国者が急激に増加した」と述べた。

全体の国際移動中で性別では男性が76万6000人(52.2%)で女性(70万1000人、47.8%)より多かった。年齢別の国際移動は20代が50万6000人で34.5%を占めた。
 

[写真=統計庁提供]


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