4月から全国の大型マート、デパート、複合商店街をはじめ、売り場の大きさが165㎡以上の大型雑貨店では、1回用の使い捨てビニール袋の使用が禁止される。
環境部は今年1月1日から施行されたビニール袋の使用抑制のための「資源の節約とリサイクル促進に関する法律施行規則」によって、全国17市道で4月1日から現場点検を実施すると明らかにした。
これによって4月1日からは大規模店舗(大型マートなど2000ヵ所)とスーパーマーケット(165㎡以上、1万1000余り)で使い捨ての封筒やショッピングバッグは使用できない。違反事項が摘発される場合、違反回数によって最大過料が300万ウォンまで賦課される。
環境部は議論を呼んだデパートなどで使用するショッピングバッグについても案内指針を出した。これまでデパート、複合ショッピングモールなどでは法令が認められている純粋な紙材質のショッピングバッグだけを使う場合、運搬過程で製品破損などの副作用があるという問題点を訴えた。
環境部はこれに対し、緊急研究サービスと専門家、自治体、業界の意見を収集して紙材質にコーティングされた一部のショッピングバッグを、これまでのリサイクル技術を考慮して許可する方針を決めた。
ただし、ショッピングバッグの外側の底面に原紙の種類、表面処理方式、製造会社などを表示するようにし、リサイクルしやすいようにした。
環境部は今回のショッピングバッグの案内指針と質疑応答などを環境部と中小企業中央会、全国の各自治体ヌリジプ(ウェブサイト)に28日から掲載する計画だ。
環境部のイ・チェウン資源循環政策課長は「消費者・業界・政府など、社会構成員すべてが生活の中の小さな実践で使い捨ての用品を減らすために積極的に参加しなければならない」とし、「小さな不便を甘受することで各自の役割を果たしてこそ、私たちも生きることができ、子孫に残せる環境を作ることができる」と述べた。
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