CJオリーブヤングが都心型物流拠点(Micro Fulfillment Center、MFC)ネットワークを嶺南圏まで拡張し、オムニチャンネル競争力強化に乗り出す。
オリーブヤングは6月、釜山海雲台区に新しくオープンした「MFC海雲台」の試験運営を終え、今月から本格的な稼動に入ると8日、明らかにした。 ソウル·京畿首都圏中心に構築してきたMFCを釜山など広域市で運営するのは今回が初めてだ。
MFC海雲台は全体面積992㎡(約300坪)規模で、釜山東部圏の△東莱区 △水営区 △蓮堤区 △海雲台区一帯の今日ドリム配送(当日配送サービス)と近隣店舗の在庫保管機能を遂行する。 オリーブヤングセールなどオンライン注文が集中する時期には一日最大6000件に達する配送を処理することができる。 8月に「MFC沙上」を開き、釜山西部圏の今日ドリム物量の一部を消化する計画だ。
手作業を減らすための自動化設備も導入した。 機械入口に商品を入れれば、自動的に注文顧客別に分類する「自動分類器」と生分解性ビニール包装材に商品を封印し、送り状を付着する自動包装機器「Auto Bagger」などが代表的だ。
オリーブヤングは売り場と共に、今日ドリムサービスを提供するMFCを主要広域市や地方の中小都市まで拡張し、クイックコマースの競争力を強化する方針だ。 2025年までに20以上のMFCを段階的に構築し、これを通じて全体オンラインモール注文の半分ほどを消化する計画だ。 現在、オリーブヤングが保有しているMFCは計12ヵ所だ。 2021年、「MFC江南」構築を皮切りに、オンライン注文の加速化に歩調を合わせ物流投資を持続してきた。
CJオリーブヤング関係者は“都心型物流拠点(MFC)と全国の売場網高度化を通じてオン・オフラインを行き来しながら、オリーブヤングを利用する顧客に肯定的な購買経験を提供する”とし、“今後も顧客ニーズと便宜に集中した差別化されたオムニチャンネルサービスを提供するため、当日配送パラダイムを主導する”と述べた。
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