洪楠基、「安定的な税収確保に努力すべき」強調

[洪楠基経済副総理兼企画財政部長官が28日午前、世宗市政府世宗2庁舎の国税庁で開かれた2019年の全国税務官署長会議で演説をしている。[聯合ニュース]]


洪楠基(洪・ナムギ)副総理兼企画財政部長官は28日、「国税公務員自らが倉庫守りという使命感で、安定的に税収の確保に努力しなければならない」と強調した。

洪楠基副総理は同日、世宗市の国税庁本庁で開かれた全国税務官署長会議で、「財政所要に備え、安定的な財政収入の確保に最善を尽くさなければならない」とし、「最近数年の間に、国民の協力と税務当局の誠實申告の環境づくりの努力で税収が好調を見せたが、今後からは不確実性がある」と述べた。

洪副総理はまた、経済状況の変動等のマイナス要因だけでなく、少子高齢化など、将来の財政需要も考慮しなければならない必要性を同時に強調した。洪副総理は「国家財源を安定的に確保することは、国政を正しく動作させるための先決条件」と強調した。

洪副総理は今年の主要租税政策の力点事項として「企業しやすい税制環境」を優先的に指摘した。雇用創出と4次産業革命に備えるための投資に対する税制支援は、具体的な事例として説明した。洪副総理はまた、△庶民・中産層に対する税制支援△家業相続の税制△酒税体系の改善などの課税体系の先進化作業も課題と注文した。

洪副総理は、「不公平課税は税制の信頼を落とし、社会葛藤の要因になれるだけに、知能的脱税も厳正に対応して課税死角地帯も減らすべき」とし、「租税政策は、民生経済と経済の活力と直結される重要な中心であるだけに、我々の経済の包容・原動力を高めながら、経済の活力向上に最大力点を置かなければならない」と述べた。

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