6年ぶりにカムバックする女優イ・ナヨン、釜山国際映画祭の開幕作「ビューティフル・デイズ」で脱北女性として出演

[写真=NAVER]


今年開かれる第23回釜山国際映画祭の開幕作に選定された「ビューティフル・デイズ」で主演を務めたイ・ナヨン(39)が久しぶりに公式の場に立った。2012年、映画「ハウリング」の出演以来約6年ぶりだ。

イ・ナヨンは4日、ソウル大韓商工会議所で開かれた今年の釜山映画祭開催の記者会見で、「韓国の女優として誰もが待ちわびている映画祭で『ビューティフル・デイズ』を最初に観客に披露することになって光栄に思う」と感想を述べた。

映画「ビューティフル・デイズ」は、若い時に息子を生んだ後、朝鮮族の夫と息子を捨てて韓国に来た脱北女性と、14年ぶりに母親を会いにきた息子の再会を描くストーリーだ。映画は脱北女性が生き残るために我慢しなければならなかった苦痛について語る。

イ・ナヨンは「初めて台本を読んだとき、本当にやってみたかった形式の映画であり、キャラクターだったのでびっくりした」とし、「シナリオがとても面白かった。悲劇的な事件を経験したにもかかわらず、人生に負けずに堂々と生きていくキャラクターが気に入って出演を決めた」と説明した。続いて「映画を撮ってから、これまで知らなかったことについてたくさんのことを学んだ」と付け加えた。

演出を担当したユン・ジェホ監督も「14年ぶりに会った息子と母親という家族の話を描く物語だ」と紹介し、「釜山国際映画祭の開幕作に選定されて大変光栄に思う」と明かした。

釜山映画祭側は「重なる家族解体を通じて家族関係が修復される独特のストーリー構造が魅力である映画」と評価し、「特に、脱北者問題を扱った社会的ドラマなので開幕作として選んだ」と選定した理由を説明した。

一方、今年で23回目を迎える釜山国際映画祭は10月4日に開幕し、13日まで開催される予定だ。
 
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