![[写真=LG電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/07/20250707110049653266.jpg)
LG電子が高温環境でも高効率・高性能を具現するHVAC(Heating、Ventilation and Air Conditioning、冷暖房空調)ソリューションの開発に乗り出す。
LG電子は現地時間3日、サウジアラビアのリヤドで釜山(プサン)大学、キングサウード大学(King Saud University)、シェーカーグループ(Shaker Group)と共に、高温乾燥した砂漠地域と高温多湿な熱帯地域などいわゆる「酷暑地」環境に最適化されたHVAC技術共同研究を進行することにした。
最近、気候変化による気温上昇とエネルギー需要増加で、高効率空調技術の重要性が高まっている中、LG電子は寒冷地研究に加え、酷暑地での研究も一層強化し、グローバルHVAC市場で技術リーダーシップをさらに強固にするという方針だ。
今回の研究は、サウジアラビア現地に製品を設置し、実使用環境で収集した運転データを基に、製品性能と制御技術を高度化する方式で進められる。
LG電子は酷暑地環境に適した商業用システムエアコンと家庭用エアコン製品を開発して提供し、シェーカーグループは設置および運営を担当する。 釜山大学とキングサウード大学は試験環境の造成と運転データの分析を通じて技術検証を支援する予定だ。
特に、今回の研究ではシステムエアコン「Multi Vi」に搭載されたAI基盤「AIエンジン」の省エネ効果を集中検証する。
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