BIFF、「今年のアジア映画人賞」に世界的音楽家 坂本龍一選定

[写真=聯合ニュース(BIFF提供)]


釜山国際映画祭(BIFF)事務局は、2018年「今年のアジア映画人賞」(The Asian Filmmaker of the year)の受賞者に音楽家の坂本龍一を選定したと22日明らかにした。

「今年のアジア映画人賞」は、BIFFが毎年アジア映画産業と文化の発展に最も卓越した業績を残したアジア映画人や団体に与えられる賞だ。

1978年YMO(Yellow Magic Orchestra)でデビューした坂本龍一は、アジアを越えて世界的な名声を得た音楽家として評価されている。

「戦場のメリークリスマス」(1983)を契機に映画音楽の世界に入った坂本龍一は、1987年「ラストエンペラー」でアジア人としては初めてアカデミー音楽賞を受賞した。以降、「シェルタリング・スカイ」(1991)、「ハイヒール」(1992)、「嵐が丘」(1993)「リトル・ブッダ」(1994)などの作品を披露して大衆から愛され続けている坂本龍一は、ゴールデン・グローブや英国映画アカデミー賞の栄誉を抱いて映画音楽の巨匠として位置づけられた。

2014年には中咽頭がんと診断された坂本龍一は、復帰作「レヴェナント:蘇えりし者 」(2015)でゴールデングローブ賞、グラミー賞ノミネートされたのに続き、2017年にはイ・ビョンホン主演の韓国映画「南漢山城」のOST(オリジナル・サウンド・トラック)を完成させて話題を集めた。

10月4日、釜山国際映画祭のメイン会場となる映画の殿堂の屋外劇場で開かれる第23回釜山国際映画祭の開幕式では、デビュー40周年を迎えた坂本龍一の開幕公演が開かれる予定だ。
 
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