農振庁、キムチ乳酸菌入れた発酵ソーセージ開発に成功

[写真=農村振興庁]


キムチ乳酸菌を活用した発酵ソーセージが開発された。

農村振興庁は国立畜産科学院と国立農業科学院、忠北大学イ・ワンギュ教授チームの協業を通じて、キムチから分離した乳酸菌を活用して発酵ソーセージを作るのに成功したと12日明らかにした。

「ウィッセラ・チバリア (Weissella cibaria) JW15」という乳酸菌は2016年、国立農業科学院がキムチから分離して食品の原料として登録した菌株だ。体の免疫細胞を活性化して免疫機能を改善する効果が立証された乳酸菌である。

研究チームはキムチ乳酸菌で作った発酵ソーセージ品質を分析した結果、一般の商業用菌株より発酵がうまくでき、肉の組織が改善されたと説明した。また、免疫機能改善効果も一般商業用乳酸菌より優れたことが確認された。

農振庁関係者は"伝統料理のキムチ乳酸菌を発酵微生物として活用し、品質だけでなく、健康にも役立つと思う"、"今回開発した技術を農家や食肉加工業従事者に普及する計画だ"と明らかにした。
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