
[済州航空、国内格安航空会社初の「ロシア・ウラジオストク」就航推進]
済州(チェジュ)航空が国内格安航空会社(LCC)で初めてロシア・ウラジオストク路線の新規就航を推進している。
22日、航空業界によると済州航空は来年を目処にロシア・ウラジオストク路線の新規就航に向けた協議を進めている。
国土交通部の関係者は"3ヵ月前から済州航空とロシア・ウラジオストク路線の新規就航のための協議を進めてきた"、"ロシアの航空当局に公文を送るなど該当路線への就航の意志を伝えた状況"と話した。
済州航空の関係者は"新しい就航地の拡大とロシアの成長可能性を見て、運輸権の配分を申請した"、"様々な可能性をおいて市場分析と共にロシア地域の就航を検討している"と明らかにした。
ウラジオストクはロシア沿海州に位置した最大の港湾都市兼軍港で、最近国内旅行バラエティ番組にも登場して新たな観光地として注目されている。 韓国国籍機を利用すると直航便で2時間40分ほどかかる。
済州航空のロシア地域就航への挑戦は3年前から始まった。 2013年、ロシア週4回運輸権を受けて就航を検討したが、実際に就航はできなかった。 今年3月にもロシア週8回運輸権を受けたが、現在までこれといった就航のニュースはない状況だ。
国土部の関係者は"ロシアは自国の航空会社を保護するために韓・ロシア間の航空協定で1つの路線当たり、1つの国籍航空会社が就航するようにしている"、"ハバロフスク、イルクーツク、サハリンなどロシア地域にはすでに大韓航空とアシアナ航空が就航していて、済州航空の立場では航空自由化(open sky・オープンスカイ)地域のウラジオストクへの就航がさらに有利だろう"と説明した。
現在、仁川~ウラジオストク路線は国籍会社のうち、大韓航空が週5回の飛行機を飛ばしている。 アシアナ航空は2月、路線の構造調整の一環としてウラジオストク路線から撤退した。 外国航空会社ではロシア国籍のロシア航空(アエロフロート)とシベリア航空(S7)が運航中だ。
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