亜洲経済ジュ・ジン記者=朴槿恵(パク・クネ)大統領が3月31日(アメリカ現地時間)ワシントンで開催される核安保首脳会議の出席をきっかけに、バラク・オバマ大統領、習近平・中国国家主席、安倍晋三・日本首相とそれぞれ相次ぐ首脳会談を行い、北朝鮮に対する制裁協力案などを議論する。
また、朴大統領は同日、韓米日3国首脳会議にも参加し、国際連合安全保障理事会決議の履行に向けた3国の独自制裁案を協議する予定だと、青瓦台(韓国大統領府)が29日明らかにした。
金奎顕(キム・ギュヒョン)外交安保首席は春秋館ブリーフィングで"朴大統領は、核安保首脳会議をきっかけに、韓米日3国首脳会議をはじめ、米国、日本、中国とは別途の首脳会談を開催する"、韓米、韓米日、韓日、韓中手順で両者および3者会談を行う予定だと話した。
朴大統領はまず、オバマ大統領との首脳会談で、強力な韓米連合防衛態勢を再確認して、韓米両国の独自制裁協力案について深く議論するきっかけになるだろうと金首席秘書官は伝えた。
また、朴大統領は韓米首脳会談を終えた後は、オバマ大統領の主催で開かれる韓米日3国首脳会議に出席する。
今回の3者協議は2014年、オランダ・ハーグの核安保首脳会議の時に開かれた韓米日首脳会議に続き、2年ぶりに開催されるのだ。
金首席秘書官は"3国首脳は北朝鮮の核の脅威と関連した共同対応案を深く話し合うものと予想される"、"特に韓米日3国は、国際連合安全保障理事会決議の履行に向けての独自制裁、国際連合安全保障理事会の対北朝鮮圧力強化などについて議論を集中的にする予定"と話した。
米ホワイトハウスも3月31日(以下現地時間)、米ワシントンD.C.で開かれる第4次核安保首脳会議をきっかけにした韓日米3国の首脳会議が開かれると28日、公式に発表した。
ホワイトハウスは同日、声明を出して"今回の首脳会議は3国首脳が北朝鮮の脅威に共同対応して地域と世界レベルで3ヵ国安保協力を増進する案を議論する機会になるだろう"と明らかにした。
特に、習主席との会談は北朝鮮の4回目の核実験以後、初の会談だ。朴大統領は韓中首脳会談で両国の戦略的関係の発展に向けた首脳の意志を確認して安保理の対北朝鮮制裁の忠実な履行、北朝鮮の核やと関連した疎通強化に向けて深度ある意見交換をする予定だと、青瓦台(韓国大統領府)が伝えた。
このほか、朴大統領は核安保首脳会議期間である来月1日(アメリカ現地時間)、マウリシオ・マクリアルゼンチン大統領と二国間首脳会談を開き、両国関係の増進および協力の拡大、北朝鮮核問題への協力案などを議論する予定だ。
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