共働き家庭が増えた影響などで家計の食料費支出に占める外食費の割合が半分に迫っている。
韓国農村経済研究院が29日に公表した資料「食品需給の最近の動向と示唆点」をみると、家計の食料費支出に占める外食費の割合は1990年まで20%水準にすぎなかったが、昨年は46.6%まで拡大した。
簡単に調理できる加工食品の割合も2003年の23.6%から昨年25.4%に高まった。これに対し、肉類、魚、野菜などの生鮮食品の割合は同期間に32.4%から28.0%に大幅に下がった。
女性の社会進出などが増え、生鮮食品の購入が減り、外食費や加工食品の購入が増えたものと分析される。
所得別でみると、上位40%の月平均食料費支出は81万9000ウォン(約6万2000円)で、下位40%は46万2000ウォンだった。そのうち、外食費は上位40%が40万6000ウォン、下位40%が17万8000ウォンだった。
(聯合ニュース)
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