[アジア インサイト ④|真理・正義・自由] IMF報告が示した中国と韓国の未来――技術覇権を超え、アジア共存への道
国際通貨基金(IMF)がこのほど公表した中国年次報告は、単なる経済診断にとどまらない。アジアの製造大国が直面する構造的課題への警鐘に近い内容である。 報告書は、中国の大幅な貿易黒字、実質的な人民元の過小評価、産業補助金の拡大、内需の弱さやデフレ圧力を挙げ、成長モデルの転換を促した。 とりわけ、基幹産業向け補助金が国内総生産(GDP)の約4%規模に達しているとの推計を示し、中期的に2%程度へ縮減すべきだと勧告した点は象徴的だ。財政節減の要請というより、産業政策の構造そのものを再設計せよとの提起といえる
2026-02-20 16:29:16