![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/04/03/20240403111651633756.jpg)
サムスンSDIは「A Sustainable Future Driven by PRiMX(プライマックスで具現する持続可能な未来)」というテーマで展示ブースを設け、電力用SBB(Samsung Battery Box)、UPS(無停電電源装置)用高出力バッテリーなど、多様なESS用バッテリーラインナップを披露する。
今年14回目を迎えるコリアスマートグリッドエキスポ2024は産業通商資源省が主催し、韓国スマートグリッド協会が後援する韓国唯一のスマートグリッド専門展示会だ。
今回の展示会で、サムスンSDIはSBBを主力に据えた。 SBBはコンテナボックス形態の製品で、内部にバッテリーセルやモジュール、ラックなどが設置され、電力網に接続するだけですぐに活用できる。
SBBにはハイニッケル、NCA、陽極材などサムスンSDIの最新素材技術を適用し、3.84MWh容量の電力を貯蔵することができる。 火災予防のために直噴システムなどを適用して安全性を強化し、米国の火災安全性評価であるUL9540A基準を満たした。 今年3月、「インターバッテリーアワード2024」で「ESS最高革新賞」を受賞している。
サムスンSDIはまた、最近、データセンターの増加によってIT企業から脚光を浴びているUPS用バッテリーを展示する。 これは停電など予期せぬ状況で緊急にサーバーに電力を供給できる高出力ソリューション製品だ。
ESS用バッテリーセルのラインナップと共に、開発中のLFPバッテリーも展示する。 サムスンSDIは製品設計の最適化や工程革新などを通じて原価競争力を備えたLFPバッテリーを開発中であり、2026年の量産を目標にしている。
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