![[写真=KT]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/17/20250417151622839903.jpg)
KTが変化するメディア市場の突破口として人工知能(AI)を積極的に活用するという戦略を打ち出した。 IPTVにチャットGPTを搭載し、「エージェントAI TV」時代にメディア市場をアップグレードすると明らかにした。
KTが16日午前、記者懇談会「KTグループメディアトーク」を開き、「KTメディアニューウェイ」戦略を紹介した。 行事にはKTのキム·チェヒメディア部門長(専務)、シン·ジョンスメディア戦略本部長(常務)、KTスタジオジニーのチョン·グンウク代表らが参加した。
新しい戦略は△AIプラットフォーム △AIコンテンツ △事業モデル革新の3つの軸で、メディアコンテンツ事業全般に人工知能(AI)技術を融合させ、プラットフォーム利用経験を改善することに重点を置いた。
まず、マイクロソフト(MS)と協力し、上半期内にIPTVプラットフォームのジニーTVに「メディアAIエージェント」を搭載する。 ジニーTV加入者は対話型巨大言語モデル(LLM)でコンテンツ探索と視聴を直観的に経験できるようになる。
キム·チェヒ専務は“現在、480万つのセットトップを保有しているが、対話品質は良くない”とし、“GPT 4oを基盤に韓国的なLLMモデルを作り、企業間消費者間取引(B2C)サービスに最初に適用する計画”と説明した。
例えば、「ENAチャンネルで放映した軍隊背景のドラマは何か?」と利用者が質問すれば、AIエージェントがジニーTVオリジナル「新兵」を探し、すぐに視聴できる注文型ビデオ(VOD)に連結するやり方だ。
KTはジニーTV AIプラットフォームをグループ会社に拡大適用する予定だ。 KT HCNもジーニーTVのようなIP方式を適用する予定だ。
ホームショッピング特化AI事業も検討している。 ホームショッピング事業者のためのジニーTVショッピングインサイトにAIエージェントを構築し、売上成果、視聴データなどを分析したAXプロジェクトも計画した。
コンテンツバリューチェーン全般にもAI技術を導入する。 このため、KTメディア部門とKTスタジオジニー、KT ENAなどを結集し、メディアコンテンツAX専門組織である「AIスタジオラボ」を新設する。
AIスタジオラボは△投資審査(AI基盤の興行予測補助審査官) △企画(AI補助作家、AIストーリーボード) △製作・編集(AI音楽、CG、編集) △マーケティング・流通(AIショートフォーム、字幕、PPLなど)に至るまでコンテンツ事業の全過程でAI技術を適用する。
KTグループのコンテンツ製作を担当するKTスタジオジニーは「AI製作名家、ネクストIPスタジオ」への転換を本格化する。 従来のジニーTV、KT ENA独占公開から脱し、ネットフリックス、ティービングなど国内外のオンライン動画サービス(OTT)で流通チャンネルを多様化する。
これまで持っていたIPを映画化する計画も明らかにした。 チョン代表は“代表IPである新兵シリーズの世界観とキャラクターをありのまま活映し、「新兵ザ·ムービー」という映画を製作準備中だ”と述べた。
AIを活用したショートフォームコンテンツの制作にも進出する。 チョン代表は“ショートフォーム製作に特化した専門スタジオを構築する計画”と述べた。
IPTVに広告基盤の無料コンテンツストリーミングサービスチャンネル(FAST)などのビジネスモデルも導入する。 上半期中にジニーTVプラットフォームにFAST戦略を適用した後、これを基盤に多様なプラットフォームに拡大する方針だ。
シン·ジョンス常務は“現在の能動的な視聴消費をチャンネルだけでは追いつけないと考える”とし、“VODも有料決済が減り、関連広告市場が減る二重苦の状況を早く打開するため、多様な戦略を展開していく計画”と強調した。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。