「AI売上3%」公開したSKT…KT・LGユープラスもAICC・DC拡張に集中

[写真=SKテレコム]
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移動通信3社(SKテレコム・KT・LGユープラス)の人工知能(AI)の売上が昨年から財務諸表に本格的に反映され始めた。 通信3社がグローバル企業との協業、AIデータセンター(DC)拡張を積極的に推進しているだけに、今年のAI関連売上はさらに拡大する見通しだ。

21日、SKTの事業報告書によると、昨年、SKTのAI転換(AX)とAIDCを合わせた売上げは従来比18.7%増の約5980億ウォンで、全体売上げの3.3%を占めたことが分かった。

具体的には、AIDCの売上は3510億ウォンから3970億ウォンへと13.1%増加したと集計された。 AIクラウドとAIビジョン、AIコールセンター(AICC)、AXなど関連売上は2023年1460億ウォンから昨年1930億ウォンへ32%増加した。

AI関連の売上拡大による財務諸表の改善効果も現れた。 SKTの連結基準で、昨年の売上は前年対比約1.9%増加した17兆9406億ウォンを記録した。 営業利益は4.0%増の1兆8234億ウォンだ。

KTとLGユープラスはAI関連の売上は具体的に出していないが、データセンターの売上などでSKTと似たような水準を記録したという。

KTはAIおよび情報通信(IT)をまとめて実績を発表したが、AICC、クラウド、モノのインターネット(IoT)、スマートモビリティなどAXプラットフォーム基盤の総売上高は前年比11.9%成長した1兆1050億ウォンだと明らかにした。 通信業界の関係者らはこのうち、AICCの売上は約1000億ウォンと推定している。

KTはAICC事業の売上を2025年に3000億ウォンまで引き上げると明らかにしている。 KTは事業報告書を通じ、“昨年9月、マイクロソフト(MS)との協業を通じ、2025年上半期内に発売する韓国的AIモデルとセキュアパブリッククラウド(SPC)を活用し、AIクラウド分野で収益創出する”と公示した。

LGユープラスも最近、AIDCを建設している中、AICCの売上は1000億ウォン未満と推定される。 LGユープラスもAIDCを集中的に育成し、平均7~9%以上のインターネットデータセンター(IDC)売上成長を成し遂げると明らかにしたことがある。

LGユープラスは事業報告書で、“京畿道坡州(パジュ)市のIDC建設を通じ、IDC市場競争力を確保していく予定”と摘示した。 坡州AIDCは、LGユープラスのAIインフラ事業の前進基地だ。 企業AIモデル学習・開発需要を吸収することが目標だ。 サッカー場の9倍の大きさの面積である坡州AIDCには「液体冷却」ソリューションが融合される展望だ。

興国証券のファン·ソンジンリサーチセンター長は“通信会社のAI投資を通じた収益化は未来成長のための重要な成長動力になった”とし、“通信会社のAIを通じて現実的に収益化に乗り出すことができる分野はAIDC、クラウドエージェントに大きく要約できる”と評価した。
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