![[写真=KT]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/17/20250417144610750253.jpg)
KTがティービングとウェーブの合併が株主価値に符合しないという立場を明らかにした。
KTのキム·チェヒメディア部門長(専務)は16日に開かれた記者懇談会で、“KTの意思とは関係なく、ティービングとウェーブの合併結合に対する企業結合申告が入った”と述べた。
キム専務は“KTの立場からティービングと行った部分は単純財務的投資ではない”とし、“メディア事業全般にわたり非常にタイトなシナジーを考慮した戦略的な投資だった”と言及した。
それと共に、“当時の事業に対する意志と価値が今は多く毀損されたのではないかという考えをしている”と付け加えた。
キム専務はウェーブが持つコンテンツ独占性に関しても指摘した。 彼女は“現在、ウェーブが地上波コンテンツに対する独占力が劣る状況”とし、“ティービングとウェーブ合併を通じて追求しようとする成長方向性、その可能性がティービングの株主価値に符合するのかに疑問がある”と指摘した。
現在、ウェーブとティービングは合併を推進中だ。 合併が実現すれば、韓国オンライン動画サービス(OTT)市場のシェアは最大35%に達する。
これまでティービングの2大株主であるKTスタジオジニーは、ティービングとウェーブの合併について立場を明らかにしなかった。 KTスタジオジニーはティービングの持分約13%を保有している状態だ。
キム専務は“ティービングとウェーブ合併がメディア産業の大きなイシューではあるが、これと関係なく、KTが進むべき道がある”とし、“その方向性に集中している”と述べた。
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