![[写真=OCIホールディングス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/25/20250225114914784986.jpg)
OCIホールディングスは20日(現地時間)、米国子会社のOCI Energyがイスラエル太陽光会社であるArava Powerと260MW(メガワット)規模のSun Roperプロジェクト合弁法人(JV)設立に関する協約を締結したと24日、明らかにした。
Arava Powerはイスラエルと米国で多数の太陽光およびESSプロジェクトを開発、運営している会社だ。
OCI Energyが2021年にArava PowerとPaz Oil(イスラエルエネルギー企業)に売却した200MW(メガワット)の「Sun Rayプロジェクト」を皮切りに、友好的な関係を続けている。
OCIホールディングスのイ·ウヒョン会長は“OCI Energyは現在、米国テキサス内の太陽光発電および開発市場でシェア15%を記録する1位企業に成長した”とし、“今年はテキサス以外の地域にも太陽光発電事業を拡張し、新規収益を創出していく”と明らかにした。
ヒューストン南西部のワートン郡のSun Roperプロジェクトは、1714エーカー(約693万平方メートル)の敷地に260MW(メガワット)で開発されるユーティリティ級太陽光発電所だ。 これは韓国基準で約6万世帯が一日中使用できる電力量を生産できる規模だ。
合弁持分はOCI Energy 50%、Arava Power 50%をそれぞれ保有することになり、両社の共同投資を通じて2026年末までにプロジェクト開発を完了し、運営および今後の売却にともなう収益を共有することになる。
特に、OCI Energyは今回のプロジェクトの収益極大化のため、△許認可 △金融調達 △発電所施工 △管理・運営などのノウハウを合弁法人に提供する計画だ。
今回のプロジェクトは、米国がインフレ削減法(IRA)を通じて30%の投資税額控除(ITC)を支援し、エネルギーコミュニティボーナス10%が加わり、最大40%に達する投資費を還付してもらうことができ、収益性が非常に高いという。
OCI Energyは米国テキサス州を拠点に、北米のユーティリティ太陽光及びESS市場の中核企業としてリーダーシップを強化するための投資を続けている。 2011年から着実に事業を展開した結果、現在10つ以上の太陽光・ESSプロジェクトパイプラインを計5.2GW(ギガワット)規模で保有している。
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