2026. 11. 07 (土)

韓国の経常黒字、9月に過去最大の614億ドル…半導体好景気で初の600億ドル超え

부산항 신선대부두에 수출입 화물이 쌓여 있는 모습사진연합뉴스
[写真=聯合ニュース]

韓国銀行(中央銀行)が5日に発表した国際収支統計(速報値)によると、2026年9月の経常収支は614億6000万ドル(約9兆円規模)の黒字となった。月ベースでの黒字額が600億ドルを突破したのは史上初。従来の過去最大だった6月(497億3000万ドル)を117億3000万ドル上回り、今年に入ってからの黒字基調をさらに強めた。

黒字は3カ月連続で400億ドルを超えており、7月(420億8000万ドル)、8月(461億1000万ドル)に続き、わずか3カ月で過去最高記録を塗り替えた。前年同月(142億2000万ドル)との比較では472億4000万ドルの大幅な増加となった。これにより、今年1〜9月の累計経常黒字は3406億6000万ドルに達し、前年同期(838億9000万ドル)の4倍を超える記録的な水準を維持している。

項目別では、モノの貿易動向を示す商品収支の黒字が627億5000万ドルとなり、こちらも過去最大を記録。6月に記録した従来のピーク(478億9000万ドル)を3カ月ぶりに更新した。

輸出は前年同月比92.4%増の1307億2000万ドル。月間輸出額が1000億ドルを超えるのは6月以降、4カ月連続となる。

品目別では、通関ベースの半導体輸出が前年同月比260.3%増と爆発的な伸びを記録した。情報通信機器(137.6%)、石油製品(73.3%)なども高い増加率を示した一方、乗用車(-5.6%)や自動車部品(-8.1%)などはマイナス成長となった。

地域別では、米国(136.9%)、中国(123.1%)、東南アジア(113.2%)などを中心に輸出が大きく拡大し、世界的な需要回復の恩恵を受けた。

一方、輸入は同29.4%増の679億7000万ドル。原材料は原油(38.4%)、ガス(42.5%)、非鉄金属(42.4%)などを中心に21.3%増加した。また、半導体(92.8%)や半導体製造装置(49.2%)などの資本財輸入も42.3%急増し、輸出好調に伴う生産活動の活発化を裏付けた。消費財も乗用車(31.8%)を中心に2.0%増加した。

モノ以外の取引を示すサービス収支は33億5000万ドルの赤字となり、前月(16億8000万ドルの赤字)から赤字幅が拡大した。ただし、前年同月(34億8000万ドルの赤字)との比較では小幅に縮小している。

内訳を見ると、旅行収支は7億7000万ドルの赤字で前月と同水準。輸送収支の黒字は前月の5億2000万ドルから1億3000万ドルへと縮小し、知的財産権等使用料収支も赤字幅が拡大(前月3億9000万ドル赤字 → 7億7000万ドル赤字)した。

一方、賃金や配当などの動向を示す第一次所得収支は、配当所得を中心に26億5000万ドルの黒字となり、前月(19億2000万ドル)より黒字幅を拡大させた。

資本の出入りを示す金融勘定の純資産は543億4000万ドル増加した。内国人による海外証券投資は株式を中心に166億3000万ドル増加した一方、外国人による国内証券投資は株式を中心に減少傾向となった。

 
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