香港、タイ、台湾、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、米国、カナダなど海外10カ国で計54店舗を展開する韓国のチキンブランド「bhc」が、フィリピンの首都マニラの国際空港に現地2号店をオープンした。今年、フィリピンの大型ショッピングモールに1号店を初出店したのに続き、今回は空港へと出店エリアを広げ、現地の消費者と海外からの観光客の双方を同時に攻略する構えだ。
ダイニングブランズグループ(Dining Brands Group)は28日、bhcがフィリピンのマニラ・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)第3ターミナルに新規店舗をオープンしたと発表した。
ニノイ・アキノ国際空港はフィリピンの主要な玄関口となる空港であり、第3ターミナルでは国内線と国際線の双方が運航している。bhc側は、多様な国籍の旅行客が行き交う空港の特性を活かし、現地の消費者だけでなく海外からの顧客にもブランドを広くアピールする計画だ。
新規店舗は、第3ターミナルの4階プレミアム飲食(F&B)ゾーンに位置する。売り場面積は約162平方メートル(約49坪)規模で、34テーブル、68席を備えている。
空港利用客の限られた滞在時間を考慮し、販売メニューは現地で人気の高い商品を中心に厳選した。メニューの種類を絞り込むことで、注文から料理提供までの時間を短縮し、店舗運営の効率性を高める方針だ。
また、部位別のチキンを好むフィリピン現地の食文化を反映し、チキン1〜2ピースに他のメニューを組み合わせたコンボメニューも導入した。旅行客が手軽かつスピーディーに食事を楽しめるような構成となっている。
今回の出店は、bhcがフィリピン市場に進出してから約1年ぶりの快挙となる。bhcは昨年7月、フィリピンの大手流通企業「スイエン・コーポレーション(Suyen Corporation)」とマスターフランチャイズ(MF)契約を締結。その後、今年に入りマニラのケソンシティにある大型ショッピングモールに1号店をオープンしていた。今回の空港店開業により、フィリピン国内のbhc店舗は計2店舗となった。
ダイニングブランズグループのナム・ファヨン海外事業本部長は、「フィリピンの主要ゲートウェイであるマニラ国際空港に店舗を出店できたことで、現地顧客はもちろん、多様な国籍のグローバル顧客と出会う重要な接点を確保できた」とし、「今後もbhcならではの差別化されたメニューとブランド競争力を武器に、フィリピンの主要拠点へと出店を拡大し、現地事業の拡大にスピードを上げていく方針だ」と述べた。
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