2026. 10. 19 (月)

半導体は好況も製造業の景気は回復せず…第4四半期も「曇り」

Containers stacked at Pyeongtaek Port AJP Han Jun-gu
[写真=聯合ニュース]

半導体の輸出が過去最大の実績を更新するなど輸出好調が続いているものの、韓国の製造業者が体感する景気はなかなか上向いていない。今年第3四半期の製造業の売上高および景況感指数(BSI)が揃って下落したのに続き、第4四半期も反発を期待するのは難しい状況となっている。

18日、産業研究院が発表した「2026年第3四半期製造業景況調査結果」によると、第3四半期の売上高実績BSIは87となり、前四半期(93)より6ポイント下落した。景況感BSIも同期間に90から89へ1ポイント低下した。

BSIは企業が体感する景気動向を示す指標である。100を基準とし、これを上回れば前四半期より景気が改善したとの回答が、下回れば悪化したとの回答が多いことを意味する。今回の調査は先月7日から18日まで、国内製造業者1,500社を対象に実施された。

今回の製造業の体感景気低迷は、記録的な輸出好調と対照をなしている。関税庁によると、先月の輸出は前年同月比83.7%増の1,211億ドルを記録し、過去最大を更新した。このうち半導体輸出は605億ドルとなり、単月基準で初めて600億ドルを突破した。10月1日から10日までの期間においても、半導体輸出は122億ドルを記録し、10月上旬基準として過去最大を更新した。

しかし、輸出実績と企業の体感景気は乖離を見せた。第3四半期の半導体業種の売上高実績BSIは89と、前四半期(104)より15ポイント急落した。自動車(79)、鉄鋼(75)、繊維(73)などの低迷も際立った。一方、ディスプレイ(97)、二次電池(95)、石油精製(94)は前四半期より改善した。

内需と輸出に対する企業の評価も否定的だった。第3四半期の内需BSIは88で前四半期より2ポイント下落し、輸出は92で4ポイント低下した。設備投資と雇用もそれぞれ99と基準値を下回った。

第4四半期の見通しも明るくはない。製造業の景況感見通しBSIは97と直前の見通し値と同じ水準に留まり、売上高見通しBSIは99から97へ下落した。内需見通しは96、設備投資は99と基準値を下回っている。一方、輸出と雇用はそれぞれ100となり、前四半期水準が維持されると予想された。

産業類型別では、情報通信技術(ICT)部門の第4四半期の売上高見通しBSIが99と基準値に迫った。機械と新産業はそれぞれ97、素材は95にとどまった。業種別でも、無線通信機器(103)とディスプレイ(102)のみが基準値を上回った。

企業の規模による格差も確認された。第4四半期の大企業の売上高見通しBSIは104と2四半期連続で基準値を上回ったが、中小企業は95にとどまった。第3四半期の売上高実績BSIも、大企業(93)と中小企業(84)の間で開きが見られた。

経営活動を困難にさせる要因としては、「原材料費用の負担増」を挙げた企業が53%で最も多かった。続いて「内需不振・在庫の累積」(38%)、「対外不確実性の継続」(34%)などの順となった。
 
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