2026. 10. 01 (木)

起亜、自国内販売で現代自動車を追撃…第3四半期累計差は「1万台」

  • 9月まで現代自動車44万台・起亜43万台…年間販売で逆転なるか

  • 起亜、ソレントなどRV・電動化成長の中…現代自動車はストライキの影響

現代自動車グループの楊平社屋
現代自動車グループの楊平社屋 [写真=現代自動車グループ]

起亜が国内販売で現代自動車を追い上げている。主力のレジャー用車両(RV)や電動化新車の販売好調を背景に、長年続いた現代自動車の優位性を揺るがす状況となっている。グローバル市場でも現代自動車との距離を急速に縮めており、逆転の可能性が高まっている。

1日、産業界によると、現代自動車と起亜は今年1月から9月までに国内でそれぞれ448,181台、436,301台を販売した。現代自動車が依然として首位を維持しているが、その差は11,880台に過ぎない。

両社の国内販売の差は、昨年1年間で急激に縮小した。昨年1月から9月までの現代自動車の国内販売は535,458台、起亜は413,942台で、12万台以上の差があった。今年の同期間にはこの差が11分の1まで縮小した。起亜の販売量は前年同期比で5.4%増加したのに対し、現代自動車は16.3%減少した。

昨年4月、起亜は1998年に現代自動車グループに編入されて以来、初めて月間国内販売で現代自動車を上回り、7月と8月にも連続して現代自動車より多くの車両を販売した。下半期に入って2ヶ月連続で現代自動車を上回り、第3四半期の累計販売量で差が大きく縮小した。

通常「弟」と見なされていた起亜が「兄貴」である現代自動車を追い上げた背景には複合的な要因がある。起亜はソレント、スポーティジ、カーニバルなどの主力RVと電動化ラインアップで成長を続ける一方、現代自動車はストライキによる生産の遅れや新車の切り替え時期などが重なり、販売が減少したとの解釈がある。

実際、起亜の中型SUV「ソレント」は、今年上半期に国内乗用車市場でテスラの「モデルY」を抑えてベストセラー車となった。起亜の上半期の国内電気自動車販売も72,078台で前年同期比151.1%増加し、過去最高の上半期販売を記録した。EV3、EV5、目的基盤車両(PBV) PV5などを通じて、従来のRV中心の販売ポートフォリオを電動化モデルまで広げたことが功を奏した。

一方、現代自動車は今年、ストライキによる生産・操業の遅れや新車の切り替え時期が重なり、販売不振に苦しんでいる。8月の国内販売は34,333台にとどまり、前年同月比で41.1%急減した。下半期に入って「ザ・ニュー・グランダー」や「ディ・オール・ニュー・アバンテ」などの新車を次々と投入し、雰囲気の反転を図ったが、前の生産遅れによる販売減少分をすべて取り戻すことはできなかった。

グローバル市場の動向も似ている。今年1月から9月までの現代自動車のグローバル販売量は2,886,763台で前年同期比7.0%減少したが、起亜は2,478,144台で4.4%増加した。両社の差は1年間で44%以上縮小した。

市場では、起亜が今年の年間国内販売で現代自動車を上回るか注目されている。年末まで現在の流れを維持すれば、1998年以来初めて年間販売量1位に立つ可能性が高い。鍵は第4四半期である。現代自動車が先月、賃金交渉を終え、生産の正常化に入ったため、出荷の拡大や新車効果などが変数として挙げられる。




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