2026. 10. 01 (木)

米国10年物国債金利5.28%に上昇、物価予想を下回るも金利動向に影響

  • コアPCE上昇率3.0%…10月金利据え置きの見通しが優勢

写真=アジュ経済DB
[写真=アジュ経済DB]

米国の10年物国債金利が年5.28%に上昇した。連邦準備制度(Fed・連邦準備理事会)が注視する物価指標が市場予想を下回ったため、基準金利の据え置き期待が高まったが、原油価格の上昇と予想を上回る雇用指標により長期金利は上昇した。

国際金融センターによると、先月30日(現地時間)に米国の10年物国債金利は前営業日比0.05ポイント上昇し5.28%を記録した。

この日発表された米国の8月のコア個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で3.0%上昇し、市場予想の3.3%を下回った。前月比の上昇率も0.2%で、予想の0.3%より低かった。エネルギーと食品を除いたコアPCEは、連邦準備制度が金融政策を決定する際に重視する物価指標である。

予想を下回る物価数値により、市場では連邦準備制度の10月の金利引き上げの可能性が低く見積もられた。シカゴ商品取引所(CME)フェドウォッチが反映した10月の基準金利据え置き確率は62.9%となった。

しかし、長期国債金利は上昇した。国際金融センターは、PCEの算出方法の変更や最近の軽油価格の上昇が指標に反映されていない点が強調されたと説明した。コアPCEの前年同月比上昇率も前月と同じ水準を維持し、前月比の上昇率は0.1%から0.2%に上昇した。市場予想を下回ったが、物価上昇自体が鈍化したわけではなかった。

国際原油価格も上昇し、インフレーションへの警戒感が高まった。この日、ブレント原油は前営業日比0.92%上昇し、バレル当たり103.53ドルを記録した。バレル当たり100ドルを超える原油価格が続く中、エネルギー価格上昇による物価負担が持続している。

予想を上回る雇用指標も国債金利の上昇に影響を与えた。米国の雇用情報会社ADPが発表した9月の民間雇用は前月比で9万人増加した。前月の増加幅である3万6000人を大きく上回り、市場予想の7万人も超えた。

長期金利の上昇は株式市場にも負担をかけた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は一時上昇したが、国債金利の上昇などの影響で下落に転じ、前営業日比0.25%下落し7651.5で取引を終えた。





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