2026. 10. 01 (木)

金鍾哲放送通信委員長「AIバウチャーなど支援」…『メディア基本社会』1期ビジョン発表

  • 30日政府官庁で全体会議を開き『メディア基本社会』を決議

  • メディア利用過程での疎外をなくすため普遍的アクセス強化

  • 統合メディア法制定の加速…OTTグローバル進出支援

金鍾哲放送通信委員会委員長が30日政府官庁で『メディア基本社会』1期ビジョンを発表している。写真=ナソンヘ記者
金鍾哲放送通信委員会委員長が30日政府官庁で『メディア基本社会』1期ビジョンを発表している。 [写真=ナソンヘ記者]

放送通信委員会(放通信委)はデジタル・人工知能(AI)時代における国民のメディア権利を保障する『メディア基本権』を実現する。高齢者・障害者・漁農民などの弱者層を対象に、有料生成型AIサービス利用権の支援などが核心である。

30日、金鍾哲放通信委員長は政府官庁で『第39回全体会議』を開き、普遍的アクセス・能動的参加・自律的選択・持続可能な生態系など4つの目標と12の政策課題を含む『第1期ビジョン及び主要施策(案)』を決議した。

金委員長は「放送は放送、通信は通信という供給者中心の区分から進まなければならない」とし、「国民がメディアに自由にアクセスし、能動的に参加・活用し、安全で信頼できる環境に政策体系を転換しなければならない」と指摘した。

核心は、△誰もが享受する普遍的アクセスの強化 △国民主導の能動的参加の拡大 △安全・信頼に基づく自律的選択の保障 △革新・共生の持続可能な生態系の創造などである。

まず、メディア利用過程での疎外がないように普遍的アクセスを強化する。既存の視覚・聴覚障害者中心の支援をより包括的なアクセス政策に拡大し、高齢者・障害者などの弱者層のAI活用機会を広げる。これを実現するためにAIバウチャーの導入も推進する。

成鍾源放通信委企画調整官は「AIバウチャーのために2027年度政府予算案には中小・零細放送事業者のAI基盤制作・編集ソリューション支援予算が編成されている状況」とし、「追加事業は早ければ来年や再来年から推進できるように3カ年計画を整え、財政当局・国会と協議して関連予算を拡大していく」と説明した。

地域共同体メディアを活性化し、放送局・地域ごとに分散した地上波ラジオサービスを連携する統合プラットフォームも構築する。

訪問型メディアサービスを拡大し、メディアインフラへのアクセスも拡大する一方、災害情報提供体制の改善、国民の普遍的視聴権の保障なども強化する。

国民のメディア活用拡大のために『5極3特』を中心に視聴者メディアセンターを拡充、拠点化する。幼児から高齢期まで階層別の特性を考慮し、AIとメディア教育を拡大し、関連コンテンツの制作と創作活動を支援する。

利用者保護強化政策も推進する。既存の連携情報(CI)を更新可能な体系に改善する一方、位置情報の漏洩・誤用などに対する点検を強化する。

『統合メディア法』の制定にも速度を上げる。これにより放送局の再許可・再承認、有料放送、編成・ホームショッピングなど既存の放送制度を変化した市場環境に合わせて改善する。

金委員長は「放送とオンライン動画サービス(OTT)など新旧メディアを包括できるように法と制度を未来志向で整備していく」と述べた。

放送メディア産業のグローバル競争力を高めるためにオンライン動画サービス(OTT)の海外進出も支援する。

放通信委は今回の1期ビジョンの体系的な実施のために専門委員会と特別委員会を積極的に活用する方針である。財政当局はもちろん国会とコミュニケーションを取り、資金も確保する方針である。

金委員長は「放通信委に新たに付与された振興機能を実質的な事業として実現するためには、それに見合った財政的基盤も支援されなければならない」とし、「財政当局、国会と緊密なコミュニケーションを取り、必要な資金と推進基盤を整える」と述べた。



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