2026. 10. 01 (木)

AMGの走行性能とオフロード能力を体験するメルセデス・ベンツの二つの顔

  • G63は「オフロードの強者」、GLSは日常のSUVに最適

  • GT55・43は鋭いが異なる走行感覚のスポーツカー

写真:メルセデス・ベンツ
[写真:メルセデス・ベンツ]

自動車が提供する運転の楽しさは一つの形で定義することは難しい。荒れた地形を越える過程で車の堅固な走行性能を確認できる一方、サーキットでは加速やコーナリングを通じてダイナミックな動きを全身で感じることができる。同じ運転でも、どの車に乗り、どこを走るかによって全く異なる体験が広がる。

9月29日、京畿道のメルセデス・ベンツSUVエクスペリエンスセンターとAMGスピードウェイで、SUVとスポーツカーを交互に試乗した。都市部では簡単に体験できないオフロードを体験できるSUVエクスペリエンスセンターは、国内で唯一、実際の自然地形を活用した常設コースである。森や木、傾斜面など自然そのものを最大限に保存した形でデザインされている。

いわゆる「ジバゲン」として知られるAMG G63は、一目でオフロード走行に特化したモデルであることがわかる。最高出力585馬力、最大トルク86.7㎏f・mのオフロードの強者として、障害物や傾斜を越える際には強力な力を基に安定した動きを見せた。30度の傾斜では低重心設計を基にスムーズに通過し、岩や丸太などの不規則な障害物の前でも迅速かつ繊細に反応した。

同じオフロードでも、大型SUVモデルのGLSはG63とは異なる魅力を示した。普段は日常で利用しやすいSUVの性格を維持しつつ、オフロードモードをオンにすると舗装道路を離れた環境でも十分な走行性能を発揮できるように設計されている。広々とした室内空間と快適な移動を重視しながらも、必要な時には荒れた地形を走行できる多才な能力を備えている。
 
メルセデス-AMG GT55 4MATIC+の写真
メルセデス-AMG GT55 4MATIC+ [写真:メルセデス・ベンツ]

サーキットで出会ったAMG GT55とGT43は、鋭い動きの中でも対照的な走行感覚でスポーツカーの魅力を引き出した。GT55は重厚感がありながらも安定した走行感覚が印象的である。4.0ℓ V8バイターボエンジンを搭載し、最高出力476馬力、最大トルク71.4㎏f・mの力が支えている。アクセルペダルを踏むとエンジンが即座に反応し、スムーズに速度を引き上げた。

静止状態から時速100㎞に達するまでの時間は3.9秒であり、高性能スポーツカーの存在感を示すには十分な時間である。さらに、車体を安定的に制御する走行技術が加わることで、サーキットでも余裕のある動きが可能となる。速度を速く上げるのは基本であり、コーナーを回る過程でも安定した走行感覚を維持した。

GT43はGT55よりもコンパクトな車体と軽快な走行感覚が際立っている。GT55よりエンジン排気量と出力は低いが、その分高性能モデルの走行の楽しさを日常に拡張したモデルと見ることができる。都市部でも気軽に運転できるサイズと敏捷な走行感覚を備え、日常の運転とスポーツ走行を共に楽しみたいドライバーに適した性格である。
 



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