2026. 09. 16 (水)

国民の力、農地調査中止と農地法の全面改正を求める

  • 政策委員会、懇談会開催…「来年度農地銀行予算増額議論」

国民の力の張東赫代表が15日、国会で開催された農地調査後の影響に関する懇談会で参加者と握手している。写真=聯合ニュース
国民の力の張東赫代表が15日、国会で開催された『農地調査後の影響、危機の農村』懇談会に参加し、参加者と握手している。 [写真=聯合ニュース]
国民の力は15日、政府に対して農地の全数調査の中止と農地法の全面改正を求めた。また、高齢や病気などで直接耕作が困難な農民の事情を調査に反映させ、農地法の全面改正と農地銀行の予算拡大などの制度も補完すべきだと主張した。

国民の力の政策委員会はこの日、国会で『農地調査後の影響、危機の農村』懇談会を開催し、農地全数調査に伴う現場の被害を調査し、制度改善策を議論した。

この日、懇談会に出席した張東赫代表は「経者自由ではなく、経者有罪だ」と述べ、「衛星、ドローン、人工知能(AI)まで取り締まりに動員するという。そんな金があるなら、農地銀行の買い入れ予算を増やすべきではないか」と指摘した。そして、農地全数調査を即刻中止すべきだと強調した。
 
懇談会では、政府の一律な農地調査に対する集中した指摘が行われた。不可避な理由があるにもかかわらず、政府がこれを十分に区別せずに調査を進めているという。農地を直接耕作しないという理由だけで『処分対象』になる可能性があるという不安が高まり、農地取引が萎縮し、価格の暴落につながっているという問題が指摘された。

農地を売りたいが買い手を見つけるのが難しい高齢農に処分義務と履行強制金を課すと、農村現場の混乱がさらに大きくなる可能性があるとの意見も出た。金美愛政策委員会副委員長は、△地域 △農地取得経緯 △実際の耕作者の存在 △高齢・病気などの個別事情を反映して投機目的の有無を判断すべきだと主張した。
 
懇談会に出席した農民団体側は、投機目的の農地所有を防ぐ必要性には共感しつつも、現行の調査方式には問題を提起した。現場確認、説明、自己修正の機会を十分に与えた後、故意性が確認された場合に制裁する段階的手続きが必要だという。また、高齢農の自然な引退と若手農への農地移転のための対策が並行して進められるべきだとの意見も示された。

国民の力の政策委員会はこの日、懇談会を通じて党としての具体的な補完策を発表した。任怡子政策委員長は、△現場調査判断基準の明確化と全国的統一 △十分な説明及び再調査・修正機会の付与 △高齢・病気・相続などの不可避な理由に対する処分猶予基準の設定 △処分命令に先立つ農地銀行の買い入れなど正常な農地活用策の提供 △故意的投機と不可避な事情を区別した履行強制金の猶予・減免など5つの原則を提案した。
 
農地銀行機能を拡大するための予算増額も推進される。来年度の政府予算審議過程で、農地買い入れ予算に計上された8868億ウォンを1兆3868億ウォンに拡大する案を議論するという。任政策委員長は「高齢農には安心して引退できる道を開き、若手農には農地を確保して規模を拡大する機会を広げる」とし、農地銀行の役割拡大を強調した。
 
国民の力は今後、政策委員会と農林畜産食品海洋水産委員会所属の議員を中心に農地法改正を推進し、政府に全数調査中止、現場対応原則の反映などを求める方針だ。張代表は「農民の意見と農業の現実を十分に反映し、投機者を適切に見極められるように再設計すべきだ」と主張した。




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