2026. 09. 11 (金)

韓·日、ソウルでAI時代のエコシステム巡り著作権制度を協議…政府間会談を開催

한일 저작권 정부간회의 사진문체부
[写真=韓国文化体育観光部]

韓国と日本が急速な人工知能(AI)の普及という技術的転換期を迎え、著作権政策の協力を本格化している。両国はソウルで政府間会談およびセミナーを開き、AI学習データの活用と著作権保護の均衡点を探るための政策ノウハウを共有した。

文化体育観光部と日本文部科学省は9日から10日まで、ソウルで「2026韓日著作権政府間会議およびセミナー」を開催した。今回の会議の最大の焦点は、AI時代の到来に伴う制度的セーフティネットの構築と、それに伴う産業的活用の調和だった。

両国代表団は9日、コートヤード・バイ・マリオット・ソウル・ボタニック・パークで会談を行い、直近の著作権懸案を巡り踏み込んだ議論を行った。AI技術の急激な高度化により、コンテンツの保護と活用を巡るジレンマが深まる中、両国政府が推進している政策アプローチや国際的な規範形成の動向について意見を交わした。

特に韓国側は、AI時代に対応する具体的な財政・インフラ投資計画を前面に打ち出した。文化体育観光部は2027年の公共著作物AI学習データの全面開放に向け、関連予算を前年比で3倍に増額した。さらに、「AI著作権信頼ガバナンス技術開発(R&D)」に31億ウォンの新規予算を編成するなど、実効性のある産業基盤づくりに注力している点を詳しく紹介し、日本側の注目を集めた。

続いて10日に開催された「著作権交流セミナー」では、両国の制度的インフラの実務的な比較が行われた。主な議題は「著作権保護システム」と「著作権信託管理制度」の2点に絞られた。

この日の議論で特に目を引いたのは、韓国の政策イニシアチブが日本側の具体的な制度導入に結実しつつある点だ。日本側は韓国の「著作権侵害総合対応システム」について、「2024年の日韓セミナーを契機にシステムのデモンストレーションを視察したことがきっかけとなり、日本国内でも類似の制度を導入するための予算を確保した」と明らかにした。両国間の政策情報の共有が、単なる意見交換を越えて実質的な制度ベンチマークへと進化していることを示す大목だ。

専門家らは、AI生成コンテンツの急増により、日韓両国ともに著作権法制の抜本的なアップデートを迫られていると指摘する。今回の協議は、アジア市場におけるデジタル著作権秩序のスタンダードを構築する上で、両国が緊密な協力体制を維持していることを改めて裏付けるものとなった。
 
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