2026. 09. 02 (水)

金世勲・華川郡長「民主・国民の力を離れ『華川党』へ」…多党制の華川郡政の『協治』勝負

  • 最昌烈教授との『共生華川』トーク…「違いを認めなければ統合はない」

  • 基本所得に続き、太陽光年金・軍の遊休地活用など住民所得構想を提示

金世勲華川郡長が31日午後、社内総合文化センターで開催された2026年8月の『訪問人文学講演』で『共生華川』をテーマに住民と対談している。写真=朴鍾石記者
金世勲華川郡長が31日午後、社内総合文化センターで開催された2026年8月の『訪問人文学講演』で『共生華川』をテーマに住民と対談している。[写真=朴鍾石記者]

「民主党であろうと国民の力であろうと、党を問わず、私たち皆『華川党』に行こう」
 
金世勲華川郡長は、少数与党の民選9期の郡政運営の解決策として、与野党の協治と住民所得の拡大を提案した。金郡長は31日午後、社内総合文化センターで開催された2026年8月の『訪問人文学講演』で、時事評論家の最昌烈・龍仁大学教授と『共生華川』をテーマに対談し、郡議会との関係をはじめ、基本所得、太陽光年金、観光・森林政策など今後の郡政の方向性を説明した。
 
この日、住民の関心は選挙後の華川地域の政治的統合と郡長・郡議会間の協力に集中した。ある住民が「選挙の時は激しく戦ったが、選挙が終わった後は再び隣人として団結しなければならない」と共生策を尋ねると、金郡長は政党より地域の発展が優先であるとの立場を示した。
 
金郡長は「民主党であろうと国民の力であろうと、党を問わず、私たち皆『華川党』に行こうというのが私の考えだ」と述べた。特に郡議会が少数与党の構造で発足したことについても、否定的に見るだけではないとした。
 
金郡長は当選直後、少数与党の郡議会を心配していたが、むしろこれを独断的に郡政を行うなという意味で受け止めたと説明した。続けて、主要政策や予算が必要な場合には、まず郡議員を訪れ、事業の必要性を説明し、協力を求める考えを示した。
 
最教授も政治的共生の出発点として『違いの認識』を強調した。彼は中央政治の陣営対立と二極化問題を指摘し、相手と考えが異なることを認めることが重要であると説明した。
 
政治的共生に続き、金郡長は民選9期の住民所得政策構想も発表した。金郡長は農漁村基本所得を月15万ウォン支給することから始め、太陽光や風力など再生可能エネルギーの発電収益を住民に還元するいわゆる『太陽光年金』を推進し、住民の実質所得をさらに高める構想を明らかにした。
 
軍部隊が使用しない遊休地を地域経済資産として活用する方策も提案した。金郡長はこの日、国防関連の関係者と会い、軍の遊休地を長期間活用できる方策を議論し、太陽光発電をはじめ、映画・映像撮影施設、企業研修所などとの連携を検討していると説明した。太陽光年金と軍の遊休地活用は、関連機関との協議と事業性検討が必要な中長期の構想である。
 
地域通貨を活用した循環経済拡大の意志も示した。金郡長は基本所得と祭り、スポーツマーケティングなどを地域通貨と結びつけ、華川で発生した消費が外部に流出せず、地域商業で再循環する構造を作る考えを示した。
 
社内面の現況に対する立場も示された。金郡長は社内面ゴルフ練習場事業に関して、すでに投入された予算などを考慮すると、全面的な白紙化よりも事業規模と予算を調整して推進する方が現実的であると説明した。また、社内面庁舎建設や地域景観事業などの主要事業は、行政が一方的に決定するのではなく、住民にさまざまな選択肢を提示し、意見を収集して決定する方針を示した。
 
森林を住民所得に結びつける構想も示した。金郡長は華川の豊富な森林資源を活用し、経済林の造成や山菜生産、木材加工産業、樹木園や花木園など観光資源を拡大し、新たな住民所得源として育成する計画を説明した。
 
金郡長は「第一も所得、第二も所得、第三も所得」という郡政の方向性を再度強調し、住民が生活で実感できる政策を推進する意志を示した。
 
この日の講演には、朴大賢・江原特別自治道議会議員、李善姫・華川郡議会副議長、金明鎮・華川郡議員、社内面住民など100人以上が参加した。講演は最教授の政治・社会分野の講演に続き、金郡長との対談、住民の質疑応答の順で進行された。



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