2026. 07. 06 (月)

サムスン電子、社内住宅資金貸付を「専有85㎡」以下に制限

  • 「住宅価格上昇を刺激」指摘を受け入れる

写真:聯合ニュース
30日、京畿道華城市の東灘駅周辺のアパート団地の様子。 [写真:聯合ニュース]

サムスン電子は、無住宅の社員に対する社内貸付の対象を「国民平面」(専有85㎡)以下に制限することを決定した。最近、ソウルを中心に住宅価格の上昇が急激であり、社内貸付がこれをさらに助長する可能性があるとの指摘を受けたためである。

5日、聯合ニュースによると、サムスン電子は社内住宅安定支援貸付制度の対象住宅を首都圏と全国6大都市基準で専有85㎡以下に制限することにした。最大の労働組合である超企業労働組合サムスン電子支部(超企業労組)と詳細について調整を行った後、今月中に施行する予定である。

サムスン電子は、5月に労使合意を通じて職階別に最大5億ウォンの住宅資金を年1.5%の金利で貸し出す社内貸付制度を導入した。当時、労使は住宅資金支援の金額や対象、施行時期などの詳細は会社が定めることに合意した。

ただし、サムスン電子は職階別の貸付限度を廃止し、貸付額を5億ウォンに統一する方針を検討している。

以前、サムスン電子と同様の社内貸付制度を導入したサムスンディスプレイも、1日から3日にかけての組合員投票を経て、首都圏と大都市の専有85㎡以下の住宅にのみ貸付を実施することに決定した。

サムスン電子が社内貸付対象住宅を制限したのは、高額の住宅資金貸付が金融当局の貸付規制の方針と合致しないためである。

金融当局は昨年から、首都圏・規制地域の住宅担保貸付を最大限度6億ウォンに設定した6・27対策や、住宅価格区分ごとに貸付限度を差別化した10・15対策など、強力な貸付規制を段階的に実施し、需要抑制政策を推進してきた。

業界では、サムスン電子に関連して、来年までに成果給(7兆6000億ウォン)と社内貸付総額(29兆ウォン)を合わせて、平均36兆6000億ウォンが不動産市場に流入する可能性があるとの見通しが出ている。このため、社内貸付が規制の隙間にあり、市場の歪みをさらに深める可能性があるとの指摘がなされている。

社内貸付は企業の福利厚生性格の個人間貸付として分類され、金融機関の貸付限度基準である総負債元利金返済比率(DSR)などの規制から除外される可能性がある。





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