韓国電子入国「中国(台湾)」表記を巡る議論に…台湾「韓国との関係全面検討」

韓国の電子入国申告書の画面写真連合ニュース.
[写真=聯合ニュース(韓国の電子入国申告書画面)]

韓国電子入国申告書システムで「中国(台湾)」と表記されたことに対し、台湾政府の抗議レベルが高まっている中、韓国政府は「韓-台湾間の非公式的な実質協力を増進していくという従来の立場を一貫して堅持している」と明らかにした。 

外交部の朴一(パク・イル)報道官は11日午後、政府ソウル庁舎で行われた定例ブリーフィングで、「表記名と関連して訂正はしないという立場か」という質問に、「台湾と非公式の実質協力を引き続き増進してきており、そのような実質協力を今後も継続的に増進していく」と答えた。直接的な言及を避けたのだ。

これに先立ち10日(現地時間)、台湾中央通信などによると、台湾外交部は韓国電子入国申告書システムで「中国(台湾)」と表記されたことについて、「韓国との関係を全面的に検討する」と警告した。また、台湾の頼清徳(ライチントー)総統が自ら韓国政府の措置を促した。

頼清徳総統は、「アジア民主人権賞」授賞式の前に取材陣と会い、「台湾と韓国は民間交流と経済・貿易往来が非常に活発だ」とし、「韓国が台湾人民の意志を尊重し、両国が共に地域の繁栄と発展を推進することを願う」と述べた。

同イベントに参加した台湾外交部の陳明祺政務次長(副大臣)も「韓国は台湾との貿易で大きな黒字を享受している」とし、「そのような状況で台湾に非友好的な措置を取ることは望ましくない」と述べた。ただし、「韓国がこうならないことを願って意思疎通を続ける」とし、「2国間関係が非常に緊密であることを韓国に喚起したい」と付け加えた。

一方、今回の論難は韓国が今年2月に導入した電子入国申告書から始まった。従来の紙の申告書とは異なり、国籍・出発地・目的地をシステムが提示する目録の中から選択する方式に変わり、台湾が「中国(台湾)」と表記されている。
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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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