![[写真=大韓航空]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/21/20251021154327569247.jpg)
大韓航空は米国の都心航空交通をリードする企業「アーチャー・アヴィエーション(Archer Aviation)」と未来航空交通(AAM)モデルの共同開発のための了解覚書(MOU)を締結したと21日、明らかにした。
20日、「ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会(ADEX) 2025」行事場で開かれたMOU署名式には大韓航空のイム·ジンギュ航空宇宙事業本部長、アーチャーのAdam Goldstein最高経営者(CEO)など両社主要関係者が参加した。
この日の協約で、両社はアーチャーの有人電気垂直離着陸機(eVTOL)「Midnight)を政府事業、特に国防分野を皮切りに、AAM技術を多様に拡大適用できるモデルとして共同開発することに合意した。 両社が開発したeVTOLモデルは必要物資の迅速な普及や人材輸送などの任務に優先的に活用する計画だ。
大韓航空の豊富な航空機改造およびMRO経験と新技術適用関連ノウハウが今回の協力に核心的な役割を果たすものとみられる。
大韓航空のイム·ジンギュ航空宇宙事業本部長は“今回の協約は民間はもちろん、軍・官を網羅する次世代航空モビリティ技術を先制的に確保する重要な契機になるだろう”とし、“大韓航空は韓国政府の実質的な要求を満たし、国内航空産業の発展に寄与できるようアーチャーと緊密に協力する予定”と述べた。
アーチャーのAdam Goldstein CEOは“大韓航空は航空宇宙分野の専門性を備えると同時に、未来に向けた戦略的ビジョンを持っており、アーチャーの理想的なパートナーだと思う”とし、“両社の強みを結合し、韓国に最適化されたAAMソリューションを提供できるだろう”と明らかにした。
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