ポスコインターナショナル、ブロックチェーン決済システム導入…「韓国初」

[写真=ポスコインターナショナル]
[写真=ポスコインターナショナル]

ポスコインターナショナルが韓国企業としては初めてブロックチェーン基盤のグローバル決済システムを導入した。 これを通じて年間4万件規模の貿易送金をリアルタイムで処理できる基盤を用意することになった。

ポスコインターナショナルは21日、JPモルガン·キネクシス(Kinexys)とブロックチェーン基盤のグローバル決済システム導入のための業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。

JPモルガン·キネクシスが運営するブロックチェーンネットワーク「キネクシス·デジタル·ペイメント(Kinexys Digital Payments)」は多国籍企業間の貿易代金決済をリアルタイムで処理するグローバル決済プラットフォームだ。

今回の事例は韓国企業が貿易代金の送金にブロックチェーン決済を適用した初めての事例だ。 ポスコインターナショナルとJPモルガン·キネクシスは今回の協約を通じ、△ブロックチェーンおよびデジタル資産技術の導入 △貿易金融の効率化 △デジタル転換(DX)推進などで協力を強化することにした。

ポスコインターナショナルは51ヵ国・128ヵ所の海外拠点を運営する韓国最大の総合事業会社で、年間約4万件の海外送金を処理している。 既存の国際送金は複数の中継銀行を経て、1~2日がかかったが、キネクシス決済網を利用すれば、送金人と受取人を直接連結して数分以内に決済が可能だ。 会社はリアルタイム決済システムを通じて資金運用効率性を高め、貿易金融リスク管理力量が強化されるものと期待している。
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