![[写真=ハンファ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/16/20251016171258991486.jpg)
ハンファが国防技術の新しいパラダイムを提示する。 人口絶壁による兵力減少と未来の戦場に対応するための人工知能(AI)技術で、韓国の防衛産業生態系を造成し、経済成長に寄与するという方針だ。
ハンファエアロスペース、ハンファシステム、ハンファオーシャンのハンファグループ防衛産業3社は、20日から24日までキンテックスで開かれる「ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会(ADEX) 2025」に参加すると16日、明らかにした。
ハンファ3社はキンテックス第2展示場で歴代最大の1960㎡規模で統合館を運営する。 AIを象徴する「A」の形で設置された展示館は、中央のスペースゾーンを中心に計10つのゾーンで構成される。
各展示区域別にはAI技術が適用される製品が大挙公開される。 PGMゾーンではハンファの次世代輸出戦略商品である「旋回型精密誘導兵器(L-PGW)」が初展示される。 多連装ロケット「天橆」の未来バージョン「天橆3.0」の核心構成品で、天橆80km級ロケット本体に自爆ドローンが前方部に搭載されている。
L-PGWは天橆発射台から発射され、飛行しながらAI技術で標的を偵察・感知し、衛星データリンクで情報を伝送し、打撃時に自爆ドローンが分離、発射される。
有·無人複合(MUM-T)ゾーンでは初めて展示される韓国型軌道型無人地上車両(UGV)「テミス-K」をはじめ、アリオンスメット、グルントなどにつながる小型UGVラインナップを紹介する。 「テミス-K」は、欧州最大の無人車両企業であるMilrem Roboticsの軌道型プラットフォームを基盤に、ハンファエアロスペースの遠隔射撃統制システム(RCWS)を装着し、韓国市場に合わせて最適化されたモデルだ。 ハンファエアロスペースはMilrem Roboticsと協力し、中型軌道形式のUGVも開発している。
「K9ソリューション」ゾーンはK9自走砲が世界初の有無人複合自走砲であるK9A3に発展していくロードマップを提示する。 K9A2は砲塔自動化で運用兵力が5人から3人に減り、K9A3は完全無人化される。 AI技術を適用し、1台の射撃指揮装甲車の統制下で、最大3門まで自律起動が可能だ。
ハンファオーシャンは海洋ゾーンにAIを通じて多様な脅威に迅速な対応が可能な「次世代戦略水上艦」を披露する。 ハンファシステムが世界で初めて戦闘体系(CMS)・統合機関制御体系(ECS)・統合艦橋体系(IBS)を統合した「スマートバトルシップ」はAI基盤の自動標的認識と交戦管理機能で、最適な任務遂行結果を導き出す。
ハンファシステムはスペースゾーンに4回目の打ち上げを控えているヌリ号をはじめ、世界最高水準の0.15メートル級超高解像度(UHR)SAR衛星を展示する。 衛星ソリューションをAI映像分析技術と結合すれば、敵探知能力を極大化することができる。 コミュニケーションゾーンでは次世代戦術通信システム及びC2(Command & Control)を通じて未来の指揮統制の姿を提示する。
ハンファは今回の展示会で公開した先端兵器体系を連結する「国防ソブリンAI」技術に対する未来ビジョンも共生協力ゾーンを通じて公開する。 国内情報技術(IT)企業および中小・中堅企業と協力し、セキュリティが核心である国防安保分野で独自の技術で「韓国型AIモデル」を開発する計画だ。
国内企業と協力して韓国の国防データとインフラ、人材を基盤に、△探知 △指揮統制・決心 △打撃に至る全過程を統合的に連結する先端兵器体系を構築し、自主国防に寄与するという方針だ。
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