![[写真=ハンファエアロスペース]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/13/20251013171632850633.jpeg)
ハンファが世界最大の防衛産業市場である米国で、米陸軍の現代化事業のための最適なソリューションを披露する。 K9自走砲の次世代モデルとともに、需要が急増する155ミリ推進装薬工場の現地化を通じて韓米安保協力に寄与し、K-防衛産業のグローバル市場拡大を図るという計画だ。
ハンファ·エアロスペースとハンファシステムは米国ワシントンDCで開かれる「AUSA 2025」展示会に参加すると13日、明らかにした。
今月15日まで開かれる今回の展示会は、毎年米陸軍協会(Association of the U.S. Army)が主管する北米最大規模の地上放散展示会だ。 今年は92ヶ国から約4万4000人が訪問する予定で、ハンファは279㎡規模の統合ブースを用意した。
今回の展示で、ハンファエアロスペースは、米陸軍の自走砲現代化事業に合わせた車輪型K9A2を披露する。 K9A2の自動装填砲塔を「8×8車輪型プラットフォーム」に搭載したソリューションだ。 現在、米陸軍は射程距離・精度・機動性の向上と再装填・持続発射能力を備えた新型自走砲の導入を推進している。
K9A2は2022年に防衛事業庁と体系開発に着手して以来、最終性能検証中の最新軌道型自走砲で、自動化された弾薬積載・装填システムを備えている。 1分当たりの最大発射速度も従来の6発から9発以上に増える。
ハンファエアロスペースはこれと共に、モジュール型推進薬(MCS:Modular Charge System)の現地化協力案も重点的に推進する。 ハンファMCSは世界最高水準のスマートファクトリー基盤自動化生産を通じ、品質一貫性と生産効率性を確保しており、北大西洋条約機構(NATO)規格の155mm砲弾と高い互換性および発射圧力・射程距離の精密制御で安全性と効率性が優秀だと評価される。
特に、ウクライナ戦争後、155ミリの弾薬供給が不足している状況で、ハンファはMCSの米国現地生産を通じて米陸軍および同盟国の安定的な弾薬供給網の確保に寄与する計画だ。
ハンファシステムは今回の展示会で、短距離小型AESAレーダーとアンチドローンなど米国土安保分野に特化した「多階層複合防護体系」を披露する。 該当体系は現代戦場で最も大きな脅威として浮上している無人機・ドローン攻撃を防御する体系で、空中脅威の「探知-識別-無力化」過程を統合運用し、米国国境の監視境界体系に適用可能だ。
短距離AESAレーダーは低高度空中脅威体の探知・追跡を通じ、短距離防空武器体系(SHORAD:Short Range Air Defense)の作戦能力を極大化できる核心センサーだ。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。