![[写真=斗山エナビリティ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/13/20251013154327206084.jpg)
斗山エナビリティがガスタービン宗主国である米国市場に初めて国産ガスタービンを輸出する。
斗山エナビリティは米ビッグテックと380MW級ガスタービン2基の供給契約を締結したと13日、明らかにした。 斗山エナビリティは来年末までにガスタービン2基を供給する計画だ。
今回の契約で、斗山エナビリティはガスタービンの海外への初輸出を成し遂げた。 斗山エナビリティは2019年、国内産学研と共に発電用大型ガスタービンの国産化に成功し、世界5番目にガスタービン技術を確保した。 その後、金浦(キムポ)熱併合発電所で1万5000時間の実証に成功して性能を立証し、今回の契約まで計8基のガスタービン供給契約を相次いで締結し、ガスタービン事業を拡大している。
今回の受注の背景には、人工知能(AI)時代の到来によるデータセンターの電力需要の急増がある。 世界各地のデータセンターは従来の電力網では需要を賄うことが難しく、独自の電力供給を模索している。 この中で建設期間と供給安定性、稼動期間、効率の側面で長所のあるガスタービンが注目を集め、独自のガスタービンモデルを保有した斗山エナビリティは事業拡大に積極的に乗り出している。
特に、米ヒューストンに位置する斗山エナビリティのガスタービンサービス専門子会社であるDTS(Doosan Turbomachinery Services)も今回の受注に貢献した。 ガスタービンは新規供給と同じくらいメンテナンスなどサービスの重要性が大きい。 今後、斗山エナビリティが米国市場に供給するガスタービンの整備サービスはDTSが遂行する予定だ。
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