![[写真=斗山エナビリティ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/26/20250826141902472888.png)
斗山エナビリティが米国現地でグローバル企業と相次いで協力し、原子力事業の拡大に速度を上げている。 斗山エナビリティのパク·ジウォン会長は“韓米エネルギー産業協力の模範事例にする”とし、次世代小型モジュール原子炉(SMR)事業を含む原子力協力強化の意志を明らかにした。
斗山エナビリティはアマゾンウェブサービス(AWS)、エックスエナジー(X-energy)、韓国水力原子力とSMR協力了解覚書(MOU)を締結したと26日、明らかにした。
今回の協約により、4社はSMR設計・建設・運営からサプライチェーン構築、投資、市場拡大まで包括的に協力する。 特に、AWSが約7億ドルを投資した5GW規模のSMR商用化プロジェクトで緊密な協力を推進する。 これはエックスエナジーが開発した80MW級SMR64機に該当し、2039年までにAWS AIデータセンターの電力供給に活用される予定だ。
パク会長は“両国政府の支援の中でSMR事業化に速度を上げることができるようになった”とし、“斗山の検証された製造力量を土台に役割を全うする”と強調した。
斗山エナビリティ昨年、エックスエナジーに持分を投資し、核心機材供給会社として協力関係を維持しており、エックスエナジーは米エネルギー省(DOE)の支援を受け、テキサス州でダウケミカルと初度号機事業を推進している。 DOEは計12億ドルを投入し、SMR実証を支援している。
同日、斗山エナビリティは米エネルギー開発会社のFermi Americaとも原発・SMR協力MOUを締結した Fermi Americaは元米国エネルギー部長官のリック・ペリー氏が共同設立した会社で、テキサス州で大型原発4基(計4GW)、SMR、ガス複合発電、太陽光、大規模ESSなどを結合した「AIキャンパスプロジェクト」を推進中だ。 このプロジェクトは、最大11GWの電力インフラと世界最大水準のAIデータセンターの構築を目標にしている。
斗山エナビリティは相次ぐ協約を足がかりに、米国の原発・SMR市場攻略を本格化し、グローバルエネルギー産業内での立地拡大に乗り出す計画だ。
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