![[写真=現代ウィア]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/03/20250903114512940360.jpg)
現代ウィアが東欧最大規模の防衛産業展示会でモビリティ基盤の火力体系を披露した。
現代ウィアはポーランド・キエルチェで開かれる「MSPO 2025」に参加したと2日、明らかにした。 2日から5日(現地時間)まで開かれるMSPOには欧州主要国を含む36カ国から700社余りが参加した。 現代ウィアは欧州で開催する防衛産業展示会に初めて単独ブースを設けた。
現代ウィアはモビリティ基盤の火力体系を中心に展示館を構成した。 モビリティ基盤の火力体系とは従来の火砲を軽量化し、戦術車両に搭載した火力体系である。
今回の展示で実物で披露した「軽量化105㎜自走砲」が代表的だ。 この自走砲は国防迅速獲得技術研究院の迅速研究開発事業を通じて開発され、既存製品より射程と機動力が向上した。
最大射程は18キロに達する。 重量は半分以下に下げ、最大時速100㎞の小型戦術車両に搭載し、ヘリコプターによる空中輸送も可能で、作戦範囲を大きく拡張した。
現代ウィアは「車両搭載型81㎜迫撃砲」もモックアップ(mock up・展示用模型)の形で一緒に展示した。 地上戦の状況で世界的に最も広く使われている81㎜迫撃砲を改良した火砲だ。
徒手運搬で運用していた従来の81㎜迫撃砲をより早く戦場に投入できるよう、小型戦術車両に搭載した。 運用人員は5人から3人に削減し、5分に達した放熱時間は10秒に大幅に減らした。 車両の使用が制限される状況では従来の81㎜迫撃砲と同じ方式で運用できるように設計した。
様々な車種に搭載できる「遠隔射撃統制システム(RCWS・Remote Control Weapon System)」も披露した。 RCWSは射手が室内モニターで戦場状況をモニタリングし、遠隔で射撃できる武器体系だ。
現代ウィアはこの武器体系に7.62㎜および12.7㎜機関銃などを結合できるように設計し、最近はAI基盤の自動追跡アルゴリズムを搭載し、射撃の正確性を高めた。
現代ウィアはK2戦車とK9自走砲の大口径火砲を供給し、蓄積した経験と技術力でモビリティ基盤の火力体系を世界に広く知らせる計画だ。 特に、韓国と大規模な防衛産業契約を締結したポーランドなど、欧州諸国を対象に受注活動を積極的に展開する予定だ。
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